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「吾輩は木製の猫段である」 レーザー加工の楽しいクラフト「d-torso」ってなに? アキ工作社

【2016年5月21日】MDFは木材の繊維を集めた素材で木製ボードの代わりに使用されることが多い、ちょっと高級なカラーボックスなんかで使われているアレ。どちらかというと四角四面で、真面目そうな面白みのない素材だ。

しかし、大分のアキ工作社の「d-torso(ディー・トルソー)」は、これをレーザー加工で楽しくておしゃれなアイテムに変えてしまった。

「d-torso(ディー・トルソー)」はもともと段ボールを加工して作るペーパークラフトから始まった。
精密なレーザー加工機を使用し、段ボールを切り抜いて立体的に加工。ハサミや接着剤を使うことなく、パーツを組み上げるだけで人物や動物など、さまざまな形を表現できる。
以前には、福沢諭吉先生のお札に使われた顔を「d-torso」で作成し、日本銀行大分支店に展示されたこともあった関連記事

今回、アキ工作社は「d-torso」で人気のアニマルシリーズに耐久性の高いMDFを採用。「猫段(ねこだん)MDF」として 発売した。

アキ工芸社 ネコ段 ディートルソー

表現したのは猫の立ちポーズと座りポーズの2種類。MDFの平滑性と安定性を活用しており、段ボール製のミニチュアモデルとは一味違う高級感があるという。
パッケージはA4サイズ、商品はミニチュアモデルの約1.4倍のサイズとなっている。

アキ工作社 ネコ段 ディートルソー1

アキ工作社では6月に、MDFシリーズに「龍段(りゅうだん)」「豚段(ぶただん)」「鷹段(たかだん)」「亀段(かめだん)」などを相次いで販売するそうで、愛らしい、そしてかっこいい動物の立体像を届けていくという。

店舗の一角や家庭の玄関に、これがあったら楽しいかも。

問い合わせはアキ工作社(☎0978-64-3002)まで。
アキ工作社

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