【2017年12月20日】共同印刷は、小倉遊亀画伯「舞妓」の高級美術複製画を制作し、販売を開始した。
同商品は名画を「彩美版シルクスクリーン手刷り」で再現したもの。今回は200部(額装)限定で発売する。
初々しく、清新な姿の背後には、全画面にプラチナ箔を押した後で胡粉を約200回かけて作り上げた白い画面が広がっています。
この「舞妓」では、モデルとなった可憐であどけない舞妓が、画家である小倉遊亀に全幅の信頼を寄せ、写生を前に威儀を正す姿に「仏を見た」と語り、「これも菩薩のつもり」と、仏画としての思いを込めて描いたという。
価格は180,000円(税別)。
技法 :彩美版®シルクスクリーン手刷り、プラチナ泥一部使用
限定 :200部(額装)
画寸 :天地45.5cm×左右38.3cm
額寸 :天地65.5cm×左右58.3cm
額縁 :特注木製額金泥仕上げ、アクリル付き、金箔面金付き布マット
重量 :約3.0kg
監修 :有限会社 鉄樹
原画 :京都国立近代美術館所蔵
小倉 遊亀(おぐら ゆき 1895~2000)
1895年、滋賀県大津市に誕生。奈良女子高等師範学校(現・奈良女子大学)を卒業後、教鞭をとるかたわら、日本美術院同人の安田靫彦に師事。以後、院展を中心に活躍し、1932年に女性として初めて日本美術院同人に推挙される。1936年、教職を辞して画業に専念。1976年に日本芸術院会員となり、1980年に文化勲章を受章。1990年、日本美術院理事長に就任。鮮やかな色彩と力強い造形の作品で知られ、2000年に亡くなるまで、日本画壇を代表する画家として活躍した。
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