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CGじゃない!世界初「動く浮世絵」が渋谷駅に出現 団扇が!天狗が!巨大鮫が動く!!【動画あり】


【2016年3月23日】「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」が、渋谷の「Bunkamura(文化村)ザ・ミュージアム」で開幕。この美術展の開催に合わせて3月21日、最先端技術「静電モーター」を活用した「動く浮世絵」が渋谷駅に登場した。

「動く浮世絵」は紙を使った最先端技術「静電モーター」を使った大型ポスター。ポスターの表面に貼りつくように表現された絵の一部がアニメーションのように動き出す。

動く浮世絵1

国芳の作品では「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」を動くポスター化。荒れ狂い白浪をたてる大海原、海を鎮めようと身を投じた妻白縫。
この絵の中で、切腹しようとする為朝を懸命に救う烏天狗がふわりと舞い、舜天丸(すてまる)を抱いて海を漂う喜平治を救う巨大鰐鮫が波をかき分けるように動き、国芳ならではの、一大スペクタクルを動く浮世絵として迫力たっぷりに表現している。

一方の国貞の作品からは、「見立邯鄲」を取り上げている。優雅に動く団扇、その隙間からちらりと透けて見える口元、生きている様に動く金物細工の蝶。国貞らしい妖艶な世界を静電モーターを使い、いきいきと再現した。

「静電モーター」は、リニアモーターカーのような仕組みで、厚さ1mmという極薄の構造にもかかわらず、10 ㎏までの重量の物体を移動させられる。
移動のパターンもさまざまにプログラムでき「回転」や「速度の変化」「停止」などの動きが可能。静電気を使用するため、一見動力源がないように見え、不思議な魅力を持っている。
動く浮世絵2

企画・デザインは東急エージェンシーとTOTB、製作は川口電機製作所がそれぞれ担当した。
掲出期間は3月27日(日)まで、掲出場所は渋谷駅改札内地下4F連絡通路「コンシェルジュカウンター」近く。

「俺たちの国芳 わたしの国貞」は江戸時代に絶大な人気を誇った浮世絵師、歌川国芳と歌川国貞という兄弟弟子の作品を展示する美術展。当時の庶民にとって最高のエンターテインメントであった浮世絵の魅力を伝える展示内容になっている。
開催は6月5日(日)まで。

 

渋谷駅改札内地下4F 連絡通路カウンター

参考動画:紙はどこまで進化するのか


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