【2016年3月28日】インバウンド市場を意識した案内サインの設置などが進んでいるが、中でもデジタルサイネージはその多言語対応やネットワーク性から注目が集まっている
香川県高松市でも4月1日から「高松市 観光情報発信用デジタルサイネージ」が、市内5カ所に設置される。設置場所は玉藻地区フェリー乗り場、高松シンボルタワー(オリーブタワー内)、JR 高松駅、ことでん瓦町駅、高松空港。システムの制作は凸版印刷が担当した。
デジタルサイネージは日本語、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語、仏語の6各国語に対応しており、高松市の観光に関する情報やイメージなどを提供する。サイネージでの情報発信により、観光客の回遊や消費促進、満足度向上を図り、観光振興と地域活性化を推進を目指す。
サイネージは高松市が運営する観光Web サイト「高松旅ネット」と内容連携を図り、「高松旅ネット」で事前に情報を知った観光客に対しては、さらに親近感のある情報提供ができるという。
また、6カ国語への対応に加え、文字の大きさの変更や画面遷移、情報量などをデジタルサイネージ向けにカスタマイズしており、使いやすさも追求している。
QR コードから「高松旅ネット」のスマートフォン向けWeb サイトへ誘導もでき、詳細情報や目的地までの地図情報のアクセスに役立てられる。
凸版印刷では、「高松市 観光情報発信用デジタルサイネージ」のコンテンツを通じ、高松市への来訪者の利便性を向上させるとともに、観光の振興・地域活性化に貢献する、としている。
高松旅ネット
http://www.takamatsu-kankou.net/
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