【2023年8月25日】電通は、「第76回広告電通賞」の「総合賞」に、静岡市を選出した。
広告電通賞は、1947年に創設の歴史ある総合広告賞。「広告電通賞審議会」によって運営されており、優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰している。
選考は全国の広告主、媒体社、クリエイター、有識者ら約500人で構成される選考委員によって行われる。
今回、総合賞は、広告活動全般にわたり特に優れた成果を挙げた広告主に贈られる賞で、史上初めて自治体が受賞した。
受賞したのは、「静岡市プラモデル化計画」で、同市が長い歴史と圧倒的なシェアを誇る「プラモデル」を使った地方創生プロジェクト。
計画のシンボルとして、街の景色にプラモデルをイメージさせる「プラモニュメント」を2021年3月から設置開始した。
同市は今回「総合賞」のほかに「OOH広告」「ブランドエクスペリエンス」「エリアアクティビティ」「イノベーティブ・アプローチ」の4部門で最高賞を獲得した。
「第76回広告電通賞」は、応募総数1195作品。選考対象は、2022年4月から2023年3月(「ブランドエクスペリエンス」「エリアアクティビティ」の2部門は2022年3月から2023年3月)までに実施された広告コミュニケーション作品。
取捨医者は今回の特徴を「アフターコロナを見据えた広告コミュニケーションを活発に展開した企業とともに、地方自治体・地方新聞社・公益社団法人が受賞したこと」としている。
いずれも社会的・公共的視点からの顕著な取り組みが選考過程において評価された。
選考ではまず、全7部門の最高賞・金賞・銀賞と、名古屋・九州・北海道3地区の地区賞・準地区賞、SDGs特別賞を選出。続いて、その年を代表し、未来への記録に残すべき広告コミュニケーションであると推薦があった場合にのみ審議される特別賞が選出された。
最後に、最高賞・金賞・銀賞の受賞結果から総合賞が選出され、全入賞作品62点が決定した。
入賞結果の詳細は以下の通り
なお、贈賞式は10月31日(火)午後3時から、グランドプリンスホテル新高輪で、参加人数を限定し開催。オンライン中継(YouTubeにて限定公開)も行う予定。
広告電通賞
https://adawards.dentsu.jp/
静岡市プラモデル化計画
https://www.hobby-shizuoka.jp/city/model/
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.