【2023年3月23日】日本郵便はこのほど、「第37回全日本DM大賞」受賞作品を発表した。
「全日本DM大賞」は、ダイレクトメールの企画・表現技術の向上および広告メディアとしての役割・効果の紹介を図り、広告主や制作者にスポットを当てることでDMというメディアが広く認知されることを目的としている。
「金賞・グランプリ」は作品名「テンキーチョコで、上場企業の決算疲れをfreee!」で、広告主はfreeeだった(制作者:フュージョン)。
内容は、新規で上場する企業の多くがクラウド会計ソフト「freee 会計」を利用していることを訴求し、会計ソフトの認知向上と導入推進を目的としたDM。上場企業の経理部員が一年で最も気が休まるタイミング(決算開示の3カ月後)に、ねぎらいの想いを込めて箱詰めのチロルチョコを送付した。
DM送付後のフォローコールでは、通常のコールドコールに比べ担当者への接続率が高くなり、受付突破率は5倍以上となった。また、DMの認知率も50%超と実施前の予想を超える高い結果を得ることができた。
受賞作品集「DM DIGEST BOOK 2023」(「全日本DM 大賞年鑑2023」ダイジェスト版)応募者などに郵送される。
金賞・審査委員特別賞(審査委員特別賞 クリエイティブ部門)
・作品名:Indeed Japan 大手企業向けDM 施策
・広告主:Indeed Japan
・制作者: インフォバーン、DNP メディア・アート、そら
・内容:Indeed は求人情報に特化した検索エンジン。大企業の採用担当者向けに、サービス利 用意向醸成施策として実施したDM。Indeed 主催のセミナーや書籍プレゼントの案内に加え、独自ノベルティとして採用面接時のトークテーマを記載した「ICE BREAK CARD」を制作し、ブランドトーンのデザインを施した箱に梱包して送付。採用担当者に開封してもらうことを最優先に考えたコピーを記載。想定の約8 倍の反応率を獲得。ノベルティの反響もよく、複数の企業から実際の採用面接で活用しているという声も届いた。
金賞・審査委員特別賞(審査委員特別賞 実施効果部門)
・作品名:ストーリー イン ハワイアンズ
・広告主:常磐興産
・制作者:シスク
・内容:3 世代ファミリーのリピーターに向けて、7 月・8 月の宿泊プランを提案。価格訴求ではなく、旅行 前、旅行中、旅行後のいずれも楽しめ、思い出として長く残してもらえる DM を目指した。封筒はエアメール風にして、楽しさと旅行の非日常感を演出。同梱した冊子は子どもが書き込んだり、スタンプを押したり、入場券を貼ったりしていくことで、ハワイアンズ旅行ならではのオリジナル物
第37 回全日本DM 大賞オフィシャルホームページ
https://www.dm-award.jp/
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