【2020年5月28日】読売ISはこのほど、読売新聞オンライン会員に対する「新型コロナウイルス禍のメディア接触実態調査」を実施した。
この調査は、新型コロナウイルス感染拡大による生活の変化が新聞や折込チラシをはじめとするメディアの接触にどう影響しているかを把握するためのもの。
調査では、「テレビ」や「新聞」「インターネット」など、10種類のメディア別に接触程度の変化を聞いている。
その結果、「テレビ」「新聞」「インターネット(PC)」「インターネット(モバイル)」で3割以上が「増えた」と回答。
一方、「新聞折込広告」は53.5%と半数以上が「減った」と回答し、「交通広告」「屋外広告」も3割前後が「減った」と回答している。
外出をが減ったことで、家庭内メディアの接触機会が増加したが、「新聞折込広告」は、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどの小売業が特売チラシなどの販促活動を控えたことから、大幅に減少したと分析する。
このコロナ禍で減少した「新聞折込広告」について、意見や要望を記述式で聞いたところ、「新型コロナで折込チラシの量が減った(残念、寂しい)」「折込チラシは暮らしの必需品(量が減って不便)」「折込チラシの量を増やしてほしい」といった声が多く見られた。
また、増えてほしい新聞折込広告については、「スーパー」(82.7%)が最も高く、「ホームセンター」(61.1%)、「ドラッグストア」(58.9%)、「家電量販店」(44.7%)と続く。
生活必需品を扱う業態が上位を占めており、同社では「外出の自粛が求められる状況下でも、暮らしの情報として必要とされている」と読み解く。
調査実施期間:2020年5月11日(月)
調査方法:読売新聞オンライン会員に対し、本アンケート実施の連絡を行い、調査に協力頂ける方に対し、「よみぽランド」サイト上でアンケートを実施
調査対象地区:全国
有効回収サンプル:9,922サンプル
調査主体
読売IS(https://www.yomiuri-is.co.jp/)
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