【2016年5月12日】「Japan IT Week 春」が5月11日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
Japan IT Week春は「販促ソリューション展」「ソフトウェア開発環境展」「クラウド コンピューティングEXPO春」など12のIT専門展から構成されている。
今回は約1600社が出展し、期間中85,000人の来場を見込む。開催は5月13日(金)まで。
当サイトでは「販促ソリューション展」を中心に速報をレポートする。
グロップ(東13-3)は開封率の上がる異形のDMを紹介している。
同社ではDMのデザインから発送まで一貫して行うことができ、異型の封筒でも封入を機械化できる。また厚さ1センチまでの物品に対応。プレミアム品を入れたDMも安価に対応する。
また、同社の子会社クレスのマスキングテープやレターセットも展示。こちらは大手量販店で人気という。
アポロクリエイト(東15-18)は「フォトオートメーション」をテーマに出展。これは写真撮影のセッティングなどを標準化できる撮影キット(ブース)で、最初のセッティングを行えば、対象物に即した撮影ができるというもの。
担当者は「メーカーの商品撮影で使用されている。商品撮影のコストを抑えることができ、商品価値を高める写真を使用可能になる」と話す。
製品は大小30モデルほどあり、対象物に合ったキットを選択可能。
清和(東13-8)は、箱のアイデア製品を数多く参考出品。高さの調節できる「クロスボックスケース」や「折込線2段階ケース」などを展示し、来場者からの人気投票を行っている。人気商品は製品化される見込み。
同社はお茶のパッケージ(袋)で知られているが、箱だけでも5000点の製品がある。
理想科学(東12-23)は、新製品のインクジェットビジネスプリンタ「ORPHIS FW5230」を展示。従来品に比べコンパクトで安価な上、毎分120枚の印刷能力がある。トナー方式と異なり、ローラーに熱がかからないため、送り状で使用される粘着紙が熱ではがれることなどがない。
イワタ(東9-1)は、自社のフォントを紹介している。
中心展示となった「イワタUDフォント」は、読みやすく、シンプルで美しいユニバーサルデザイン。外国語に対応した「多言語フォント」もUD風になっている。
いずれも印刷されるだけでなくデジタル媒体で表示されることが多く、テレビ番組でも使用されている。
ウイル・コーポレーション(東24-17)は、各種DMを紹介している。
日本DM大賞入賞作品も展示しており、圧着ハガキに抜き加工が施されおみくじをめくれるというギミックを解説している。
ITウィーク春 公式サイト
http://www.japan-it.jp/haru/
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