【2024年5月4日】東芝テックと東芝データはこのほど、2023年度(1年間)に電子レシートサービス「スマートレシート」で削減された紙レシートの削減量を約5,600万枚と発表した。
日本では、ペーパーレス化の重要性が年々高まっており、小売業でもキャッシュレス化が進んでいる。この中で、会計時のレシートを受け取る人は少なくなり、店内での不要な紙レシートの廃棄量が増加してた。
「スマートレシート」は、これらの課題解決を提案するもので、通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理、提供するサービス。
ユーザーはスマートフォンで購入履歴を確認でき、買い物における利便性の向上につながるとともに、加盟店の紙レシートの発行コストや環境負荷を削減できる。
現在会員数190万人超。
2023年度「スマートレシート」で発行された電子レシートの枚数は約5,600万枚。この枚数に紙レシート1枚の平均の長さ(16cm)を掛けると、1年間の紙レシート削減全長は約8,960kmとなる。この距離は、日本の最北端である北海道稚内市からフランス・パリまでの距離(約8,815km)に相当する。
また、これは紙レシートロール14万2,222個分となり、1年間の紙レシートロール削減金額は約5,689万円(1個の平均価格400円)となった。
さらに紙レシートロール1個の平均交換時間(10秒)を掛けると、1年間に削減した紙レシートロール交換時間は約395時間だった。
電子レシートサービス「スマートレシート
公式サイト:https://www.smartreceipt.jp/
法人向けサイト:https://www.toshibatec.co.jp/products/pos/smartreceipt/
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