【2021年3月24日】凸版印刷は3月24日、サントリー酒類と共同開発した「飲食用フェイスシールド」の小売業向け卸売り販売を開始した。
「飲食用フェイスシールド」は、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた理化学研究所による研究成果をもとに、両社が共同開発したもの。誰でも製造できるよう設計情報をオープンデータとして昨年12月8日に公開した。
今回、さらなる普及/社会実装に向けて「飲食用フェイスシールド」を、小売業向けに卸売り販売を開始し、入手しやすい環境を提供する。
飲食用フェイスシールドは、メガネ型で、直感的に装着可能。飲食時はワンタッチで口元のシールド部分を開閉できる。また、「富岳」による検証結果を踏まえた、お椀型のシールド構造 を採用しており飛沫を防止する。
凸版印刷では「この取り組みは、Society5.0の時代に強く求められる「富岳」を活用した科学的知見をもとに、企業が実効性ある対策を実施するもので、凸版印刷、サントリー酒類、理研の三者が力をあわせて新型コロナウイルス感染症の克服に貢献する」としている。
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