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共同印刷 「スリットバルブ付きヒンジキャップ」と「紙使用のラミネートチューブ」を開発 「TOKYO PACK 2021」へ出品


【2021年2月16日】共同印刷は、「スリットバルブ付きヒンジキャップ」と、「キャップやチューブ胴体の層構成の一部に紙を使用したラミネートチューブ」を開発した。
いずれも2 月 24 日(水)から東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2021-2021 東京国際包装展-」へ参考出品する(ブース:W1‐05 [西 1 ホール])。

 

スリットバルブ付きヒンジキャップ

「スリットバルブ付きヒンジキャップ」は、キャップの吐出口にスリットバルブを設けて内容物の液切れを改善している。
同製品は、キャップの吐出口に十字の切れ込み(スリット)が入った「スリットバルブ」を採用。容器を押すとバルブのスリット部分が開き、開いたバルブが閉じる際の力で内容物の液切れを改善して、口元やキャップへの内容物付着を低減する。
また、スリット部は通常閉じた状態のため、内容物の不本意な吐出や液だれを防止する。

一般的に、バルブの原料にはシリコーンが使われ、廃棄時は主に一般ゴミとして分類されている。本品はシリコーン不使用のため、廃棄時に分別することなくプラスチックゴミとして扱え、リサイクル性能が向上している。

同社は、2019 年に共同クレハブローボトルを設立し、中容量・大容量のブローボトルの製造を開始。今回、ユーザーからの「内容物の液だれを防ぎ、キャップが汚れないようにしたい」などの声に応え、ブローボトル用のスリットバルブ付きヒンジキャップを開発したという。

今後、当社は、この「スリットバルブ付きヒンジキャップ」を食品や化粧品などの業界へ展開すべく取り組む。

 

紙使用のラミネートチューブ

「キャップやチューブ胴体の層構成の一部に紙を使用したラミネートチューブ」は、キャップにも紙パウダーが主原料の成型材料「MAPKAマプカ)」を使用し、容器全体が環境製品となっている。

同製品は、ラミネートチューブの層構成の一部を紙に変更することでプラスチック使用量の約 10%削減。紙の風合いをデザインに生かすことはもちろん、紙部分へは一部植物由来の原料を使用したバイオマスインキによる印刷も行える。キャップ部分においても環境へ配慮し、紙パウダーが主原料の成型材料「MAPKA」を使用している。

同社は、化粧品や医薬品、歯磨き・食品向けなどの各種用途に対応するチューブ容器を製造しており、なかでもラミネートチューブは、自社開発した LTP 印刷や業界に先駆けて導入したフレキソ印刷技術による、高機能・高精彩な製品を提供している。
また、チューブをはじめとするプラスチック包装材などの包装材の過剰な使用は、地球環境保全の観点から抑制していく必要があった。
そこで、チューブ胴体に紙を使用したラミネートチューブを開発したという。

今後も同社では「環境対応パッケージの開発に取り組み、製品ライフサイクルを通じたサーキュラー・エコノミー(循環型経済)の実現を目指す」としている。

MAPKA の詳細
https://ecobioplastics.jp/products/mapka.php

 


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