【2019年5月15日】凸版印刷の「おまかせアナウンス」がこのほど、文藝春秋のニュースサイト「文春オンライン」内で、「週刊文春」スクープ記事紹介「聴くスクープ」のナレーション音声に採用された。
「おまかせアナウンス」は、声合成技術を活用し、人による収録の手間がなく、テキストデータから日本語や外国語の高品質なナレーション音声を、短納期・低コストで作成するサービス。
日本語の他、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語などの言語にも対応しており、すべて音声合成エンジンでの音声データ生成後、独自の品質チェック・チューニングにより、人が話すイントネーションに近い自然な音声を実現した。
また、日本語の音声は男性・女性、子供の声など、シチュエーションに応じた15種類の声から選択できる。
サービスは、ワークフローの検討や音声品質のチェック・修正、最終ユーザーにリーチさせる仕組み、動画など最終データの作成までワンストップで提供する。
料金は日本語1,000文字まで50,000円~、英語:翻訳と合わせて400文字まで、60,000円~となっている(言語や文章の難易度によって価格変動あり)。
なお、日本語の合成技術には、エーアイが提供する音声合成ソフト「AITalk(エーアイトーク)」を使用している。
凸版印刷では、開発の背景に近年スマホなどの普及により、音声情報の需要が高まっていることを挙げており、今後この製品を、出版物の音声化や各種施設アナウンスの多言語化、高齢者や視覚障碍者へ情報アクセシビリティ向上の手段として拡販していく。
文春オンライン
https://bunshun.jp/
エーアイ
https://www.ai-j.jp/
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