【2019年4月23日】共同印刷の「手書きリフローエンジン」がこのほど、集英社の主催イベント「りぼん★みらいフェスタ2019」の「まんが家体験コーナー」で採用された。
「手書きリフローエンジン」は、手書き文字の温かさをデジタルデバイスに反映できるシステム。
共同印刷は2018年4月、「フィックス型」と「リフロー型」に対応可能なハイブリッド電子書籍ビューアーを開発した。
「フィックス型」が印刷物と同じくページごとのレイアウトが固定されているのに対し、「リフロー型」は閲覧端末の画面サイズや表示スペースに合わせて文字のサイズや行数、レイアウトを流動的に表示できることが特長。
このリフロー型のビューアーへ、タッチパネル上に書いた文字や図形を反映できるようにしたのが、今回採用された「手書きリフローエンジン」。
リフロー型の特長が評価され、4月27日(土)から東京・池袋サンシャインシティで開催される集英社「りぼん★みらいフェスタ2019」の「まんが家体験コーナー」で採用された。
会場では「タブレットを使った4コマまんがの作り方」で、参加者が「りぼん」に掲載された4コマまんが3作品から一つを選び、タイトルとオチを考えて作品のコマに反映させる体験を提供する。
個性や温かみを伝えられる手書き文字は広告やPOPで広く利用される一方、サイズやレイアウトが固定されるため、二次利用が難しかった。この課題を手書き文字のリフロー表示の実現により克服し、多様なレイアウト・用途における手書き文字の使用を可能にしている(関連特許出願中)。
会期 4月27日(土)~4月28日(日) 10:00~17:00 ※最終入場16:30
会場 サンシャインシティ 文化会館ビル2F展示ホールD (東京都豊島区東池袋)
主催 集英社
◎入場無料
http://ribon.shueisha.co.jp/festa2019/
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