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凸版印刷 最少10μm「微細印刷技術」を開発 偽造防止やプリンテッドエレクトロニクス分野で活用見込む


【2017年6月27日】凸版印刷はこのほど、偽造防止や真贋判定などに活用可能な「微細印刷技術」を開発した。

この「微細印刷技術」は、マイクロ単位(マイクロ:100万分の1㎜)の微細印刷技術と高精度な位置決め技術の融合により、4色カラーインキを用いた新しいカラー表現印刷技術を確立した。
「微細印刷技術」の特徴は、網点印刷方式のように色を重ねて表現するのではなく、線幅と間隙を任意に制御し高精度に配置し、より高精細な階調表現印刷を行うこと。

凸版印刷 微細印刷技術

同技術により、偽造防止や真贋判定などはもちろん、導電性材料と絶縁性材料の組み合わせによるプリンテッドエレクトロニクス分野での活用も見込む。

 

プリンテッドエレクトロニクス分野では現在、線幅70μmの配線パターンが実用化されており、30μmを形成する技術も実用化に近づきつつある。

凸版印刷 微細印刷技術

今回の微細印刷技術では、絶縁材料である4色のカラーインキへの展開と、インキ組成の最適化で線幅10μm、間隙10μmを形成できるようになった。
この技術で、導電性インキに続きカラーインキでも直線・曲線・マイクロ文字・マイクロ記号やマークなどのパターン形成やカラーでの階調表現も可能となった。

凸版印刷では今後、セキュリティ分野やエレクトロニクス分野などに向け、多彩な機能を持つ複合製品を展開していく。


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