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凸版印刷 セルロースナノファイバーコーティングの紙カップを開発 酸化防止・移り香防止に効果 


【2016年10月4日】凸版印刷は、新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」をコーティングした紙カップを開発。2017年3月からサンプル出荷を開始する。
CNFを活用したバリア紙カップは同製品が日本初。

凸版印刷 セルロースナノファイバー CNF 

CNFは、紙の原料となる木の繊維を1ミクロンの数百分の一以下まで微細化したバイオマス素材。「軽くて強い」「熱変形が小さい」などの特長があり、自動車、家電、塗料や繊維などさまざまな分野で新素材として期待されている。

今回の紙カップではCNFの持つ酸素バリア性に着目しており、CNFをコーティングによるバリア層で、食品の酸化劣化を防ぐ。
また、匂いに対するバリア性を併せ持っていることから、保香性や保存時の移り香防止にも効果がある。
価格も従来の石油由来のバリア加工製品と価格ほぼ同等で、低コストでありながら高い機能性を付与している。

凸版印刷 セルロースナノファイバー CNF 

凸版印刷は今後、本製品をカップ麺や菓子、アイスクリーム・乳製品など、食品向けに拡販。CNFを用いた紙器全体で2020年度に約10億円の売上を目指します。

なお同製品は、10月4日(火)から7日(金)まで開催される「2016東京国際包装展」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースで展示される。

 


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