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凸版印刷 薄紙に質感や立体感表現した2製品を発売 シワシワやザラザラ 奥行きを見せる演出も

凸版印刷は10月初旬、グラビア印刷で薄紙に素材の持つ質感や触感を表現する「エンボスルック薄紙タイプ」と、立体感を表現する「エンボスルック3D薄紙タイプ」の2製品を発売する。

エンボスルック 薄紙タイプ 3D薄紙タイプ
「エンボスルック薄紙タイプ」と「エンボスルック3D薄紙タイプ」

「エンボスルックG2薄紙タイプ」は、厚盛り透明ニスを用いたグラビア印刷で、シワシワやザラザラといった素材の持つ質感や触感を表現。実物を高精細な画像としてスキャニングする技術と組み合わせることで、木目などのリアルな質感再現にも対応する。
一方の「エンボスルック3D薄紙タイプ」は、グラビア印刷により、微細なドット柄の上に透明ニスを印刷。凸状のマイクロレンズを規則的に形成し、奥行きのある立体感を表現できる。

凸版印刷では今後、国内外の酒類や飲料ボトルのラベル用途、食品や飲料、トイレタリー、医療医薬向け薄紙印刷用途などに販売し、「エンボスルック薄紙タイプ」と「エンボスルック3D薄紙タイプ」の2製品で、2017年度約5億円の売上を目指す

なお本製品は、2016年10月4日(火)から7日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「2016東京国際包装展(TOKYO PACK 2016)」のトッパンブースで紹介する。

 

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