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東洋製罐 ベトナムの子会社を大成ラミックに譲渡 経営資源の集中図る

【2016年8月3日】東洋製罐ホールディングスは7月29日、開催の取締役会において、同社の連結子会社である東洋製罐が保有する Malaysia Packaging Industry Berhad(MPIB)の株式のすべてを、大成ラミックに譲渡することを決定。これにより、経営資源の集中をはかる。

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東洋製罐ホールディングスでは、MPIB を2006年に子会社化し、近隣地域であるタイ、ベトナム、インドネシアへの輸出など、ASEAN 地域におけるフィルム事業の拠点としてきた。
しかし、近年は原材料価格の上昇や人件費の高騰などの影響により利益を確保が困難なとなっていた。

一方、大成ラミックは MPIB の主力製品の一つ食品用包装フィルム事業に強みを有し、今後も高い成長が期待されるASEAN 地域を新たな戦略の柱としている。このことから、東洋製缶が保有するMPIB 株式のすべてを譲り受けた。


MPIB の概要

(1) 名 称 Malaysia Packaging Industry Berhad
(2) 所 在 地 Lot 3, Jalan Kuchai Lama, 58200 Kuala Lumpur, Malaysia
(3) 代表者の役職・氏名 Managing Director/CEO 平向 充
(4) 事 業 内 容 軟包装材の製造販売
(5) 資 本 金 42 百万 RM
(6) 設 立 年 月 日 昭和 50 年 3 月 17 日
(7) 大株主および持株比率
東洋製罐株式会社
DIC 株式会社
Ajinomoto (Malaysia) Berhad
54.95%
10.00%
5.00%

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