【2023年12月19日】TOPPANグループのONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」はこのほど、「Shufoo!」を利用する全国の男女6,016名を対象として「年末年始に関する意識調査」を実施した。
「年末年始の印象」について聞いたところ、60.1%の人がポジティブなイメージと回答した(「ポジティブ」19.3%、「ややポジティブ」40.8%)。
「コロナが落ち着いて旅行を計画しているから」(60代女性)、「しばらく自粛していた初詣を再開したい」(30代女性)などコロナ禍の収束に伴いイベントを楽しみにしているという意見があった。
「久しぶりに家族がそろう」(50代女性)など気兼ねせずに家族や友人との再会を楽しみにしている人も増えていると分析している。
「ポジティブ」な印象を抱く人は昨年よりも微増しているものの、値上げラッシュ前に調査を行った2021年(69.1%)の数値とは差が開いている。
一方で、「ややネガティブ」(23.7%)、「ネガティブ」(16.3%)と答えた人が昨年よりも増え、全体の39.9%。昨今の食品や日用品、光熱費などの値上げが相次いでいることから「物価高でお金がなく、年末年始に出費が出来ない」(50代女性)、「店が混んだり通常の食品が買えなかったり高くなる」(60代男性)という声が多くあった。
また、この調査では、年末年始に対して「ポジティブ」「ややポジティブ」と回答した人を都道府県ごとに集計しランキング。
年末年始を最も楽しみにしているのは島根県で73.3%、最下位は山形県で40.0%という結果だった。
比較的温暖な地域の多い西日本側のポイントがやや高く、東北・北陸地方など雪が多く降る地域を中心にポジティブな印象が低くなるという傾向がある。
年末年始を通した出費額は、「1万円未満」が36.3%でトップ、ついで「1~3万円未満」が28.4%、「3~5万円未満」が18.9%という結果だった。
昨年の結果から大きな変動はないが、年々低予算化の傾向が見て取れる。
値上げが年末年始の出費に影響するかについては、「影響がある」(51.3%)、「やや影響がある」(30.8%)を合わせて82.1%が「影響がある」と回答している。
このほか、以下のような調査結果を掲載している。
■最も高い出費は「おせち料理」手作りと購入のハイブリッドが人気 食べない派は39.0%
■福袋を購入したい人は15.5% 買いたい派と買わない派の福袋に対するイメージが大きく乖離
■お雑煮の食べ方は東西で差「手軽にレンジで作る」も人気
■好きなお餅の食べ方は1位 醤油、2位 砂糖醤油、3位 きなこが僅差で上位を占める
■年末年始の印象、6割がポジティブ 昨年比微増も値上げラッシュ前まで回復せず
このほか調査の詳細は以下から
https://onecompath.com/news/release/14439/
「Shufoo!」利用者調査
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)
サンプル数:合計有効回答サンプル数 6,016名
調査期間:11月17日~11月20日
調査方法:インターネットリサーチ (自社調査)
「Shufoo!」
https://www.shufoo.net
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