【2016年9月23日】凸版印刷は9月21日、バーチャルリアリティ(VR)と全地球測位システム(GPS)を組み合わせた旅行者向け観光アプリ「ストリートミュージアムアプリ」の提供を開始した。
同アプリは、現存しない城郭などの史跡を高精細で、色鮮やかにVRコンテンツとして再現。スマートフォンやタブレット端末で位置情報と連動して閲覧できる。
旅行者はアプリを利用することで、VRコンテンツや音声付き映像解説が閲覧可能で、GPSの地図と連動した古地図も表示できる。
最初のラインアップは、江戸城、和歌山城、福岡城、肥前名護屋城(佐賀県)、高松城、屋嶋城(香川県)の6名城。
これまで、個別に提供していた史跡用アプリをオールインワンに集約しており、全国の史跡を1つのアプリで利用でき、旅行者の利便性を向上させる。
さらに、史跡VR を背景とした記念撮影機能を搭載。その場所に訪れることでしか手に入れることができないVRコンテンツを背景にした記念撮影可能で、撮影した写真はSNS などに投稿できる。
一度訪れた史跡のVR コンテンツはいつでも閲覧可能。閲覧できるコンテンツは一覧表示されるため、掲載されている他の観光地への誘引にも効果がある。
凸版印刷は今後、「ストリートミュージアムアプリ」への掲載コンテンツを拡充。サービスを活性化し、2017 年に約50 コンテンツの掲載、10 万ユーザーの獲得を目指す。
なお、同アプリは、9月25日(日)まで開催されている「ツーリズムEXPOジャパン」(会場:東京ビッグサイト)で紹介されている。
アプリのダウンロードは以下から
https://appsto.re/jp/iheNeb.i
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