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サイン&ディスプレイショウ2015リポート① ミマキはUV硬化型IJPの超大型機実演 共同展示の導電性インク回路にも注目

【2015年8月28日】ミマキエンジニアリング(☎0120-106-114)は同展示会最大級のブースを出展し、同社のインクジェットプリンタ(IJP)を多数実演している。

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最新製品の「SIJ-320UV」は11月に国内発売する超大判のLED-UV硬化型IJP。
最大ロール幅3,250mmとUV硬化型では最大クラスの大型機で、国内での発売を待ち望まれていた。最高出力速度は110㎡/hと高速で、独自技術の搭載による高精細を特長としている。最大1,524mmのメディア2本を同時にプリント可能な「Twinロール」機能を採用。ユニークな機能で、導入企業の生産性を高める。
担当者は「2丁掛けなどの機能で差別化を狙っている。環境などを気にされる会社や素材を選ばないプリントをしたいという会社では、LED-UVの超大判を求める声があった」と国内発売の経緯を語った。

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同じくUV硬化型では小型で厚みのあるものの出力が可能な「UJF-6042」を展示。実演ではフィルムへの出力で、透明なケースを作成。同じUJF-6042で出力したコルク製のコースターを収めてサンプルとして配布する。

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このほか、主力の8色機「JV300-130」とエントリーモデル「JV150-130」も実演。JV300ではライトブラックインクによる深みのあるモノクロ出力をPRしているた。テキスタイル用では「TS300P-1800」で出力した転写紙から、眼鏡ふきにビジュアルを移し、こちらもサンプルとして配布している。

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AgICはIJP出力による導電性インクをPR
注目は同社ブースに共同出展したAgIC(☎03-3815-8333)がIJPによる回路プリントサービスを紹介した。同サービスは導電性インクによる回路をIJPで出力することにより安価にしたもの。
従来の導電性インクの場合、回路形成には製版が必要だったが、IJPでの出力によりこの工程を省いた。回路の形を自由に設計することができ、さまざな形の回路を1個から作成可能という。

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会場では回路とLEDを組み合わせ、タペストリー上におみくじをイメージしたルーレットを表現し、来場者がその動きを楽しんだ。
担当者は「従来の導電性インクと異なり回路が薄いので、ポスター状にしたものを丸めることができる。扱いやすく、キャンペーンなどでの盛り上げに活用できる」と説明する。
この技術による製品はIJPの新たな活用スタイルとして注目される。

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