【2019年9月2日】関東フォーム印刷工業会(関東フォーム)は8月 30日、中央区新富の日本印刷会館で「アクティブ・ブック・ダイアローグ 」講座を開催し、会員や報道関係者など20人以上が参加した。
「アクティブ・ブック・ダイアローグ」は、1冊の本を複数人で「まとめ、発表・共有化」し、気付きを深める対話をする、まったく新しい読書手法。
今回は「NPO法人 場とつながりラボhome’s vi」の山本彩代氏をファシリテーターに迎え、この手法を体験した。
冒頭、山口実専務理事が「このアクティブ・ブック・ダイアローグは業界初の試み。これを取っ掛かりとして体験し、この学習方法を会社や業界で広めてほしい」と呼びかけた。
講座では山本氏が「本を読むのが苦手な人も多く、読書会でも時間がなく読んでこられないなどの課題があったが、これはそれを解決するもの」とあいさつし、体験講座に移った。
講座では、課題図書『アナログの逆襲「ポストデジタル経済」へ、ビジネスや発想はこう変わる』を分割。1人に数ページが手渡され、それを10~20分程度で要約しB5用紙にまとめた。これを各人がもちよりページ順に発表し、章ごとにサマリーを制作し貼り出した。
分割することにより、負担少なく読むことができ、全員でまとめることで相互理解が進む。
Copyright © 2023 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.