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ミマキ フラットベッドUVプリンタの新製品「UJF-7151 plusII」を発売 8ヘッドでより高速・高精細に 工業製品にも対応

【2021年9月7日】ミマキエンジニアリングは今冬、産業用フラットベッドUVインクジェットプリンタ(IJP)の新製品「UJF-7151 plusII」を発売する。

「UJF-7151 plusII」は、カラーグロス機能による新たな表現や、1800dpiの高精細プリントなど、従来機「UJF-7151 plus」の後継機種となる製品。
さらに品質と安定性を追求し、高精度・高画質・高速化を実現したUVインクジェットプリンタのハイパフォーマンスモデルとなっている。

ヘッド構成を従来の「6ヘッド」から、「8ヘッド」に拡張しており、インクセットに合わせて、ヘッド構成を変更できる。
4色カラー構成には従来機と比べて最大190%の印刷スピードを実現。4色ダブルのインクセットが用意されており、LcとLmが含まれた6色カラー構成ではより繊細な色表現が可能となる。
最大作図範囲は710×510mm。

新機能では、カラーインクがグロス調に硬化するカラーグロス機能を新たに追加。従来のクリアプリントとは異なる風合いとディテールを実現し、これまでとは異なる新しい表現を可能とした。

加えて画質向上を図るため、ドットの配置位置をコントロールする「MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)」処理に対応するとともに、1800dpiの出力モードを新たに搭載したことで、より粒状感や色ムラの少ない、高精細なクオリティーを実感できる。

さらに従来機同様、生産システムや周辺機器からプリンタを制御できる当社独自の「MDLコマンド」に対応している。

このほか、テーブル耐荷重を従来機の10㎏から30㎏へ変更したことで、重量のある金属製治具なども搭載でき、より正確な位置精度を求められる工業印刷や、重量メディアへのプリントにも活用できるという。

オプションには従来機からの追加として、印刷盤面を埃から守る「フルカバー」、臭気を効率的に除去することができる「脱臭機」を用意している。

使用できるUVインクの種類が多く、出力できる素材は、アクリルなどの樹脂やガラス、金属、皮革など。
用途は家電や工業用製品の銘版や高精細が必要な各種パーツ類、案内板や屋内成型看板、ベルトやカバンなどの皮革、その他各種オーダーグッズへの加飾に利用できる。

本体価格は698万円(税別)。
同社では年間400台(全世界)の販売を見込んでいる。

製品サイト
https://japan.mimaki.com/

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