【2021年8月10日】エプソンはこのほど、「SurePress(シュアプレス)」シリーズが、今年6月、国内 100 台目の導入を達成したことを発表した。
エプソンでは「SurePress 」を2010年10月に発売し、ラベル印刷分野に参入。その際、「さまざまな要望に直接耳を傾け困りごとを解決しながら対応していく必要がある」と判断した。このため、販売の形態、サービス・サポートの形態などあらゆる面で体制の再構築が必要となり、エプソンにとっては大きなチャレンジとなったという。
その結果、お客様の作業効率化、特殊なカラーバリエーションが必要な生産への対応、小ロット多品種生産への対応など、常にお客様に密着した SurePressシリーズが評価され、今回の 100 台目の納入を達成した。
2010年:エプソンのインクジェット技術でラベル印刷の高い要求に応える第一号モデル L-4033A発売
2012年:ご要望の多かった白インク搭載モデル L-4033AW 発売
2016年:スループット・印刷精度・使い勝手を向上させた L-4533A/AW 発売
2020年:ワークフロー改善を実現するための純正ソフトウェア RIP「Epson Edge Print Label」発売
エプソン販売 取締役特販営業本部長 吉崎宏典氏
ラベル印刷に限らず、軟包装・パッケージ・捺染など様々な印刷を手掛けられるお客様は、市場ニーズの多様化に伴う「多品種・短納期・小ロット」への対応、人材難や後継者不足など、深刻な課題に直面されています。
また、従来のアナログ印刷で課題の廃インクや大量の損紙の削減など、環境面に対する配慮および社会的な責任への対応も強く求められるようになっています。
そのような市場要求の中、当社では 10 年前よりラベル印刷市場のお客様に向けて、高品質・高生産性を最大のセールスポイントとした SurePress を投入して参りました。
その間、様々なお客様とのコミュニケーションを大切にし、多くのご指摘・ご要望に真 摯に耳を傾け、ハードウェアはもとより、ソフトウェアでのお客様の生産ワークフロー改善などの提案を行い、よりよい製品お届けする活動を行ってまいりました。
そしてこの度、発売 10 年で 100 台の販売を達成することができ、国内におけるラベル 印刷機分野におけるデジタル化に貢献することができたことを非常に喜ばしく思っております。
「SurePress の歴史」は「改善の歴史」と考え、現在で 3 世代目の「SurePress」をさら に進化させこの業界のデジタル化をリードして参る所存です。
今後のさらなる「SurePress」の進化にご期待ください。
移り変わりの早いデジタルラベル印刷機の中では、エプソンの SurePress は 10 年間という長期間にわたり基本的なデザインや設計の思想は維持しながら、商品としては様々な改善を施し常に進化を続けてきました。今後も更なるラインアップ強化で業界を牽引していきます。
デジタルラベルプリンター SurePress シリーズの詳細情報以下から
https://www.epson.jp/products/surepress/
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