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富士ゼロックス 産業用プリンタ「Iridesse」に「蛍光ピンク」を追加 雑誌や同人誌の要望に応える 専用プラグインソフトも実装


【2020年2月28日】富士ゼロックスはこのほど、プロダクションカラープリンタの産業用ハイエンド機「Iridesse Production Press(イリデッセ プロダクション プレス)」の特殊色対応強化を目的に、新たに「ピンク」の特殊トナーを追加した。
アジア·パシフィック地域では 2020年2月下旬以降に順次発売し、国内では同年3月13日に発売する。

「Iridesse Production Press」は2017年発売で、プロダクションカラープリンティングではハイエンドプロ市場向けモデル。ゼログラフフィー初の1パス6色プリントエンジンを採用し、金、銀、クリア、白の特殊トナーをCMYKの前後に1本ずつ搭載できる。
また、色替えはモジュールを交換をするだけで、清掃などに必要がなく可能。前後に特殊トナーを装備できるため「上刷り」「下刷り」を簡便に選択できる。

新発売の「ピンクトナー」は、 独自開発のEA (Emulsion Aggregation)トナーに新たな蛍光系の色材を混ぜ最適化させることで実現。他色トナーと重ねて使用することで、CMYK の4色を超えた、鮮やかなオレンジ、レッド、バイオレットなどの色を印刷できる。

従来日本の印刷業界で求められてきた少部数の雑誌や同人誌の表紙での活用を見込んでおり、ポスターやパッケージ、リーフレットでも鮮やかなピンクの採用が期待される。

2月27日に行われた記者発表で、担当者は「雑誌は少部数になり、もともと部数の少ない同人誌でも印刷ではなく、モニター寄りの色を出したいという欲求があった。このトナーはこれにこたえるもの」としている。

同社ではAdobe用のプラグインソフトを用意し、デジタルプリントでのピンク版をイラストレーターなどのアプレケーション上で可能にしており、RGBデータや指定された特色データを、自動分版することで、ピンクトナーを活かした色表現を容易に印刷物として再現できる工夫もしている。
「カートリッジ(ピンク)」のトナー価格は、82,000円。

 


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