【2015年11月8日】MUTOHホールディングス傘下の武藤工業はこのほど、短時間で高画質な3次元測定が可能な全身撮影用3Dスキャナー「MUTOH 3DPhotoScan System MS-2000N」を発売した。
同製品は、高画質、短時間撮影、省スペース、そして低価格を実現したスキャナー。特に人物を造形する全身3Dフィギュア作成で力を発揮する。
撮影装置部と回転テーブルで構成され、撮影装置には 4 台の高画質デジタル一眼レフカメラを採用。独自開発の同時シャッターユニットでコントロールすることで、全周囲 100 枚以上の画像を撮影し、高品質な3Dデータを作成する。
操作はボタン一つで回転テーブルに乗ったモデルを約30秒間、360度回転している間に自動撮影し、高画質なデータを取り込むように設計されている。また、撮影に必要な照明はグループ会社のフラット導光板 LED照明を採用し、ムラの無い均一なライティングを実現している。
本体サイズは、奥行380 ㎜、横幅1040 ㎜、高さ2,420 ㎜。回転テーブルは直径 450 ㎜、高さ160 ㎜。全体で 2×1m のスペースがあれば設置可能。
販売価格は撮影機材一式¥1,800,000.(税別)。モデリング・レタッチソフト付 PC(標準仕様)¥1,200,000.(税別)。
同社ではフィギュア制作会社や結婚式場、撮影スタジオ、各イベント会場、レンタル業者など、初年度で 50 台の販売を目標にしている。
問い合わせは同社3Dプリンタ営業部(☎03-6758-7024)または(info3dprinter@mutoh.co.jp)まで。
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