【2018年11月21日】パテント・リザルトは11月16日、「精密機器業界 特許資産規模ランキング」をまとめ、ランキングデータの取り扱いを開始した。
「精密機器業界 特許資産規模ランキング」は、独自に分類した「精密機器」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価したもの。
2017年4月1日から2018年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計している。
これによるとランキング1位はキヤノンとなり、2位リコー、3位セイコーエプソンと続く。
3位のセイコーエプソンの注目度の高い特許には、「吐出安定性、及び保存安定性に優れたインクジェット装置」や、「エンドエフェクター(把持部)の移動の連続性および位置精度が高く、小型化が可能なロボット」などがある。
2位のリコーの注目度の高い特許には、「周囲環境に関するデータを効率的に管理する情報管理システム」や、「結像光学系による像を撮像する撮像素子のノイズ成分を有効に低減して画像復元処理を行う撮像システム」などを挙げている。
1位のキヤノンの注目度の高い特許には、「プリンタのインクリボンの巻き緩みを防ぐインクリボンカセット」や、「広い実用温度領域で高い圧電定数と機械的品質係数を有する鉛フリーの圧電材料」などがある。
このほか、4位のコニカミノルタは「3次元プリンタ用モデル材組成物」、5位の大日本印刷は「バイオマス由来のポリオレフィンを含む樹脂フィルム」などを注目度の高い特許として挙げられている。
「精密機器業界 特許資産規模ランキング」の価格は50,000円(税別)。
詳細・申し込みは以下から
https://www.patentresult.co.jp/news/2018/11/precision.html
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