【2018年3月6日】ミマキエンジニアリングは7月から、大判インクジェットプリンタ(IJP)「UCJV300シリーズ」に、プリント最大幅800mm、1,090mm、1,361mmの3サイズを新たに追加。それぞれ「UCJV300-75」「UCJV300-107」「UCJV300-130」として発売する。
「UCJV300-160」は、2017年11月から販売しているUV硬化型インクを搭載したIJP。大判プリンタの機能とカッティングプロッタの機能を1台に集約しており、コストパフォーマンスの高い機種として知られる。
UV硬化インクの特性を活かし、これまでソルベントインクではプリントが難しかった受理層が無い紙、PETフィルム、布といったメディアへのプリントを可能にしている。
今回、「UCJV300シリーズ」の新ラインナップとなる3モデルは、特定の用途に焦点を絞りそれぞれ使いやすいサイズを選択し開発。
特に小型の「UCJV300-75」「UCJV300-107」はPOPやシール・ラベル、店頭販促物市分野に適しており、POPやスイングPOP、ステッカー、ポスターなど、店頭販促品のオンデマンドプリントを提案できる。
POPやシール、ラベル、ステッカーなどのカットは、指定のデータに合わせてコードを読み取り、加工できるIDカット機能を搭載。カット時に位置合わせなどの必要がなく、作業効率を大幅に向上させている。
現在、POPのデータを簡単に作成できる独自のソフトウエアを開発中で、「UCJV300」シリーズを導入すれば、デザインソフトなどを使用せずにPOPを作成が可能となる。
インク硬化は、ヒーターレスにすることで省電力化が可能。搭載インクの「LUS-170」は、学校や医療機関などにも適した製品の認証「GREENGUARD Gold認証」を取得しており、環境面にも対応する。
本体価格 は「UCJV300-75」が 218万円、「UCJV300-107」が238万円、「UCJV300-130」が268万円(いずれも税別)。
ミマキエンジニアリングでは、7月の発売後の年間販売目標 を、全世界での「UCJV300シリーズ」合計で2,000台としている。
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