武藤工業　大判インクジェットプリンタ3機種　米国「2025 Pinnacle Product Award」の3部門を受賞　PRINTING United Alliance主催

【2025年7月17日】武藤工業の大判インクジェットプリンタ3機種が、米国・PRINTING United Alliance主催の「2025 Pinnacle Product Award」を3部門で受賞した。
同社の製品は14年連続で同賞を獲得している。

Pinnacle Product Awardは、品質、性能、生産性において印刷業界の発展に寄与する製品に対して与えられるもので、審査は58を超えるカテゴリーにわたり実施。応募された製品は、アナログ・デジタルを含む多様な技術分野にわたり、業界の専門家により評価される。

今回受賞した機種は以下のとおり。

ValueJet 2638X（Eco Solvent Printer – Roll-to-Roll Solvent/Latex over 80 in. 部門）
エコソルベントインクを搭載し、高精細かつ鮮やかな出力が可能なモデル。発色性や耐候性、メンテナンス性にも優れ、印刷速度も高い。昨年に続き、同部門での受賞となった。

XpertJet 661UF（UV-LED Flatbed Printer – Tabletop Flatbed 部門）
UV-LEDランプの照射制御に独自技術を採用し、バーニッシュの質感を細かく調整可能。カラー、ホワイト、バーニッシュの同時出力に対応し、テクスチャ表現や点字印刷など多彩な出力が可能。印刷時間の短縮と生産性向上にも寄与する。

ValueJet 1638UH Mark II（UV-LED Hybrid Printer – UV/Latex Hybrid under $100K 部門）
6色構成に対応し、シート・ロール両対応のUVハイブリッドプリンタ。多様な素材へのダイレクトプリントが可能で、バーニッシュインクにより、光沢や触感に富んだ仕上がりを実現する。

武藤工業は、高品質な日本製品の設計・製造とサービスの提供を強みとしており、今後も技術革新を通じて業界の品質水準をけん引していく姿勢を示している。