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IDC Japan 2016年の国内3Dプリンティング市場は328億円 2021年には571億円と予測


【2018年2月26日】IDC Japan(ICD)はこのほど、「国内3Dプリンティング市場の2015年~2016年の実績と2017年~2021年の予測」を発表した。

2016年の国内3Dプリンティング市場の総売上額は328億円で、前年から1.5%増加した。IDCでは、同市場の2016年~2021年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)を11.7%、2021年の市場規模を571億円と予測している。

図1.国内3Dプリンタ本体市場 セグメント別出荷台数実績および予測: 2015年~2021
国内3Dプリンタ本体市場 セグメント別出荷台数実績および予測: 2015年~2021

国内3Dプリンティング市場は、3Dプリンタ本体市場、3Dプリンティングサービス市場、および造形材料市場で構成されている。

2016年の3Dプリンタ本体の売上額は118億円(前年比成長率マイナス19.0%)、3Dプリンティングサービスの売上額は100億円(同プラス7.3%)、造形材料の売上額は110億円(同プラス30.6%)だった。
3Dプリンタ本体売上は、2015年に続きマイナス成長となりましたが、3Dプリンティングサービスと造形材料の売上が増加したことから、市場全体としては僅かに成長した。

2016年の3Dプリンタ本体市場をセグメント別では以下のような結果になった。
デスクトップ3Dプリンタ本体の国内出荷台数は5,900台(前年比成長率マイナス10.5%)、売上額は8.5億円(同マイナス20.8%)。
プロフェッショナル3Dプリンタ本体の出荷台数が1,300台(同マイナス1.4%)、売上額は109.8億円(同マイナス18.9%)だった。

国内3Dプリンティング市場 売上額実績および予測: 2015年~2021年

ICD では「3Dプリンタは「魔法の箱」ではなく何でも作れるわけではないことがユーザーに正しく認識されるようになってきたことから、今後は用途や目的が明確なユーザーの購入が進む」と分析。
これにより、デスクトップ3Dプリンタは減少するものの、プロフェッショナル3Dプリンタは堅調に増加していくとみている。
2021年の国内3Dプリンタ本体市場は、出荷台数6,000台(CAGRマイナス3.9%)、売上額161億円(同プラス6.4%)と予測している。

 


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