【2017年9月22日】XYZプリンティングジャパンは10月25日(水)、1600万色のフルカラー造形が可能な3Dプリンタ「ダ・ヴィンチCollar」を発売する。
「ダ・ヴィンチCollar」は、熱溶解積層方式(FFF方式)のエクストルーダー(3Dプリンタ)と、カラーインクジェットヘッド(2Dプリンタ)をそれぞれ搭載している。FFF方式とカラーIJヘッドを組み合わせたフルカラー3Dプリンタは世界初。
これにより1600万色のフルカラー造形を実現しているにもかかわらず、698,000円(税別、送料・設置費用込み)と小規模事業所や個人でも手が届く価格となっている。
システム内部に搭載されたIJプリントヘッド
同社では9月21日から販売予約を開始しており、21日の発売までは予約販売価格として550,000円での販売となる。
3D積層の機構は、フィラメントを1ピッチ積層するごとに、1回IJヘッドで着色するもので、造形と色が重なり合うことで表面に着色されたように見える。
最大造形範囲は185×185×640㎜(幅×奥行×高さ)で、積層ピッチは100~400㎛。
IJによる2Dプリントが一工程加わるが、積層工程に比べ時間が短く、プリント速度にはほとんど影響しないという。
データ作成は専用ソフトの「XYZmaker」で行い、カラーによる3Dプリントを補助する。
同社では「XYZmaker」で作成したプリントデータをサイト上で「Collar3Dgallery」として公開しており、このデータにアレンジしての加工も可能という。
筐体サイズは600×581×640㎜(幅×奥行×高さ)、重量は32.3㎏。
フィラメントは600gで4280円、カラーカートリッジは9,800円(いずれも税別)。
21日に行われた記者発表で、XYZプリンティングディレクターのフランク・ホー氏は
「2年前からどのような技術を使って3Dカラープリントを実現したらよいか検討を始め、このような方式になった。298件のパテントを申請中で、これまでにない製品になったと思う」と述べた。
また、XYZプリンティングジャパンのシェリー・リャン氏は「価格的にも中小企業や個人のクリエーター、デザイナー、ホビーにも使ってもらえるものとなった。手作業による色付けなど2次加工の手間をなくしたり、抑制する効果が期待される。これにより3Dプリントの新たな市場創造を目指す」としている。
なお「ダ・ヴィンチcollar」は10月2日(月)~27日(金)まで、東京都台東区台東の「SPACE BRIDD 秋葉原」で公開される(見学には3営業日前までの事前予約が必要)。
問い合わせは(infoJP@xyzprinting.com)まで。
「ダ・ヴィンチcollar」
https://www.xyzprinting.com/ja-JP/product/da-vinci-color
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