【2017年5月13日】「シタラフェア 2017~New Exhibition with Shitara~」が5月12日に群馬県のビエント高崎 ビックキューブで開幕。今日13日(土)まで行われている。
開催時間は午前10時から午後6時まで。主催は設楽印刷機材。
同イベントは印刷資機材メーカーや印刷会社、関連団体など約140社・団体が出展する展示会と、印刷や関連の最前線の情報を発信するセミナーで構成される。
今回のテーマは「Yes-そう、夢見ることができれば、それは実現できる-」。
プリント&プロモーションでは、昨日開幕した同イベントの速報を、写真を中心にお届けする。
今回の目玉展示はリョービのオフセット印刷機「RMGT9 940ST-4」。
LED-UV乾燥装置を搭載しており、熱の影響が少ない。この日は富士フイルムの無処理版を使用し、洗い出しの工程がないという特性をPRした。
ブースでは今日も午前11時、午後1時、2時、3時にデモンストレーションを行う。
ラベル用のデジタル印刷機では岩崎通信機が「LabelMeister EM-250W」を展示。
毎分50mの高速印刷が可能で、UVインクを採用しており用紙を選ばず印刷できる。
コニカミノルタはデジタルラベル印刷機「bizhub PRESS C71cf」をデモンストレーション。
ザイコンジャパンは「XEIKON8800」を、サンプルを中心に紹介している。
「XEIKON8800」は両面同時印刷が可能な珍しいタイプのデジタル印刷機。
ブランケットを使用しないトナープリントであるため、長尺55mまでのプリントやエンドレス印刷もできる。
キヤノンは、冊子印刷が可能な「imagePressC850」は、従来機「C800」のプリント速度を向上したもの。毎分80枚から85枚にアップさせている。
長尺で自動両面印刷が可能で、オプションにより、立ち落としから製本まで自動で行える。
このほか大判では「PRO-4000S」も展示している。
ミマキエンジニアリングは、超大判のフラットベッドUVインクジェットプリンタ(IJP)「JFX200-2513」を展示。
日本酒の箱を印刷しカッティングプロッタでの加工までを実演している。
また高精度な小型フラットベッドUV-IJP「UJFー7161+」を設楽印刷機材ブースで展示した。
ローランド ディー.ジー.は卓上でグッズ製作に適したUV-IJP「VersaUV LEF-20」とTシャツプリントなどで活用されている「VersaSTUDIO BN-20」を出品している。
同社では「プラスワンキャンペーン」を実施中で、期間中の購入者に「カッティングマシン」や「バキュームテーブル」「インク」などをプレゼントしている(先着)。
Tシャツプリントでは理想科学工業がスクリーン印刷を使用する「GOCCOPROQS200」を出品している。
武藤工業はの大判UV-IJP「VJ-1638UH」はリジット台を備えており、15mmまでの厚物プリントに対応する。
swissQprint Japanは先ごろドイツで行われた「Fespa2017」で出品した超大判で同社では初めてLED-UVを搭載した「Impala LED」を動画で紹介している。
お菓子などへデザインを描く可食プリントではニューマインドが「NE-420FⅡ」と「NE-200H」を展示。
「NE-420FⅡ」はプリントサイズが最大420mm×420mm。クッキーやせんべいなど、一度に大量の商品をプリントできる上、大型のケーキなどのプリントにも向いている。
このほか、可食プリントではマスターマインドが「MMP-F13/F13S」を展示していた。
いずれも多くのお菓子を展示し、わかりやすく可食プリントを紹介している。
エスコグラフィクスはラベル向CTP製版システム「DLIシリーズ」や、カッティングプロッタ「Kongsberg」の動画を放映している。
主催者の設楽印刷機材ブースでは、オリジナルの搬送装置付きカッティングプロッタ「DCCutter」を実演している。
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