【2015年7月30日】コニカミノルタは、「MEMS技術」を採用した産業用インクジェット(IJ)ヘッドを新たに3種類開発し、来春から量産化する。
新IJヘッドは、シリコンやガラスなどの基板の上に微小な機械システムを形成するMEMS技術を採用。1024個のノズルを立体的なアレイ状に高密度で配置し、高解像度・高精度のインクジェットヘッドを実現した。製造に当たっては独自のロバスト設計も採用している。
同社が培った材料技術の活用と耐高熱設計により、低粘度インク(水性インク)から高粘度インク(UVインク・溶剤インクなど)まで、あらゆる産業用インクに対応可能という。
従来品より高解像度の描画が可能となり、高精細性を求める商業印刷やラベル印刷への適性が向上。高い射出精度が求められるPEなどへのアプリケーションでの展開も可能。
ノズルの集積によりヘッドをコンパクト化しており、高解像度で小型のプリンターを実現できる。
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