日本HPは6月30日、グラフィクス市場向け大判インクジェットプリンタの新製品を発売した。
新製品はB0(44インチ)対応ダブルロール大判プリンタ「HP DesignJet Z5600 PS」と、A1(24インチ)対応大判プリンター「HP DesignJet Z2600 PS」の2種類。
「HP DesignJet Z5600 PS/Z2600 PS」は、6色インク搭載の大判プリンタ。新たに採用された「HPクロマティックレッドインク」により色域が強化され、際立った色彩でのプリントを実現する。
コピーショップ、小規模PSP(プリントサービスプロバイダー)、小売店、一般企業、公共機関などでポスターやPOP、キャンバスプリント、バナー、図面の出力に向いている。
両機種は、Adobe PostScript/PDF、HP-GL/2とともに「HP Professional PANTONEカラー」のエミュレーションに対応。線画の精度と正確な色再現を実現する。また、プリンタの再現精度をさらに高め、信頼性の高いプリントを可能にする「HPマルチディメンショナル・スマートドロップ・プレースメント・テクノロジー」により、安定した色再現を可能にした。
B0対応の「HP DesignJet Z5600 PS」は、自動切換えダブルロールの搭載や、速乾性に優れたインクの採用により作業時間を短縮する。6色顔料「HP Vivid フォトインク」は、GISや図面に求められる耐水性や耐擦過性、耐退色性に加えて、最大200年の耐光性を備えている。
A1対応グラフィクス向けプリンタ「HP DesignJet Z2600 PS」は、様々なワークスペースにフィットする省スペース性を備え、直感的に使えるタッチスクリーンを採用。さらに、クロマティックレッドインクを含む「HP Vivid フォトインク」が、インパクトの強いカラー表現を可能にする。
価格は「HP DesignJet Z5600 PS」が598,000円、「HP DesignJet Z2600 PS」が356,000円。
日本HPでは、7月21日(木)から「HP Large Format Graphics Summit 2016」を開催する。同イベントでは、新製品を含むHPの大判プリンタの展示、デモに加え、各種セミナーを実施。東京(7月21日、22日)を皮切りに、広島、福岡、大阪、名古屋、仙台での開催を予定している。
イベントの詳細は、以下のURLから。
http://h50146.www5.hp.com/product/business/printer/large/latex/event/lf_summit/
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