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イトーヨーカ堂 「使用済みマヨネーズボトルの回収」実証実験を1年間延長 回収拠点を川崎市内の3店舗に拡大

【2025年6月23日】イトーヨーカ堂は、「使用済みマヨネーズボトルの資源循環に向けた実証実験」を1年間延長し、回収拠点を川崎市内の3店舗に拡大する。実施期間は7月1日(火)から2026年6月30日(火)まで。

この取り組みは、セブン&アイ・ホールディングスが参加する「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」をはじめ、キユーピー、味の素、アミタホールディングス、川崎市との協働で進めている。回収対象は家庭で使用したマヨネーズボトルで、ブランドを問わず受け付けている。

2024年7月よりイトーヨーカドー溝ノ口店で行われてきた実証では、ボトルの洗浄率が99%以上と良好で、2025年4月時点の月間回収本数は開始当初と比べ約2.6倍に増加。これを受けて回収拠点をイトーヨーカドー川崎店、ヨークマート川崎野川店の2店舗へと新たに拡大する。

回収方法は「フタとシールをはがす」「水を1/3入れて振り洗い」「半分に切ってスポンジ洗浄」「乾燥後に回収ボックスへ投入」という手順。店頭には専用の回収ボックスが設置される。

なお、イトーヨーカ堂では1990年から食品トレー・牛乳パックの回収を始め、以降もペットボトル、詰替えパック、家庭用廃油、冷凍食品包装など多岐にわたるリサイクル施策を展開。持続可能な社会の実現を目指し、今後も消費者との協働による循環型経済の実装に取り組む。

同社では、これまでの回収実績が好調であったことを踏まえ、今後さらなる技術評価と認知拡大を図る。

 

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