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大日本印刷 液体内容物に対応可能な「PPモノマテリアル包材」を開発 見た目もアルミ蒸着に


【2021年6月24日】大日本印刷(DNP)はこのほど、液体内容物に対応可能な「PPモノマテリアル包材」を開発した。

「PPモノマテリアル包材」は、酸素や水蒸気等のバリア性を備え、メタリック調の意匠・デザインを実現したフィルムパッケージで、すでに東南アジア市場では販売されている。
複数の素材からなる通常のフィルムパッケージと同等のバリア性を備えており、今回、世界的な消費財メーカーのColgate-Palmolive Company(コルゲート社)の性能要求を満たしたシャンプーとコンディショナーの小袋(サシェット)にて採用された。

DNPは、食品や日用品等に向けて、多様な機能を持たせることでリサイクル性を高めたモノマテリアル包材を2018年から開発・提供している。
今回開発したPPモノマテリアル包材は、コルゲート社の開発評価の協力を経て採用された。

同製品は、現在コルゲート社が販売しているアルミ蒸着PETを使用したメタリック調のフィルムパッケージのサシェットと同等の物性と外観で、モノマテリアル化を実現。高いバリア性を有し、香りも保持できるうえ、既存の充填機で生産が可能で、意匠性を実現していることなどが高い評価を受けている。

今回開発の「PPのモノマテリアル包材」は、DNP独自のコンバーティング技術を活かし、アルミ箔を使わなくても酸素や水蒸気に対する高いバリア性を実現している。PPのモノマテリアルで、そのフィルムに複数の機能を付加して積層させることでリサイクル性を高めている。

見た目はアルミ蒸着PETを使用しているフィルムパッケージと同等のメタリック調で、シャンプーやコンディショナーなど液体の入った日用品のほか、食品・粉末飲料・粘り気のある粘調物などでも使用できる。

また、軟包装業界の循環型経済を推進する欧州のコンソーシアム「Circular Economy for Flexible Packaging(CEFLEX)」のガイドラインに準拠した設計が可能。ドイツのリサイクル認定業者であるInterseroh社によるリサイクル適性の認証も受けており、「Made for Recycling」マークを取得している。

同社では、今後も高度なコンバーティング技術を活かして、バリア性・耐熱性・耐久性などの機能を高めた製品ラインアップを拡張。プラスチック使用量の削減やCO2排出量の削減に向けて、さらなる環境配慮製品・サービスの開発を進め、国内外に展開していく。

 


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