【2021年2月19日】凸版印刷はこのほど、「サステナブル バリュー パッケージ」のラインアップの1つとして、環境対応オフセット印刷「エコラスター」を開発した。
「エコラスター」は、油性バイオマスインキと水性パックニスの組み合わせで製造方法を確立した植物由来インキで、バイオマスマークと植物油インキマークの付与が可能。一般のUVオフセット印刷と比較して、インキの原料由来と印刷工程を合わせてCO2排出量を約34%削減する。
また、UVランプを未使用で、UV印刷と同等のリードタイムで製造できる。UV枚葉印刷並みに、色域が広く、色再現性が高い。また、UV印刷時と同等のグロス感を実現でき、インキ表面の滑り性と耐摩擦性も高いという。
今後、凸版印刷はパッケージ製品の高機能化を推進し、食品や日用品などのパッケージ市場に、「環境対応オフセット印刷」を拡販。2022年度に関連受注も含め約100億円の売上を目指す。
なお、同製品は2月24日(水)から26日(金)に開催される「TOKYO PACK 2021-東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(南1ホール・小間番号S1-12)で展示される。
TOKYO PACK 2021 -東京国際包装展-
https://www.tokyo-pack.jp/
凸版印刷のオンライン展示会サイト
https://v-messe.jp/custom/plaza/2021/tokyopack/
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