【2021年1月7日】日本HPはこのほど、「ヴァンヌーボLT-FS」をHP Indigoデジタル印刷用用紙として認証した。
「ヴァンヌーボLT-FS」は、竹尾の高級印刷用の特殊紙「ヴァンヌーボ」のラインアップ。用紙は、ダイオーペーパープロダクツが製造し、中国、韓国と台湾を含むアジア地域でも販売される。
デザイン業界で高い認知度を持つ「ヴァンヌーボ」シリーズに、今回、デジタル印刷対応の「ヴァンヌーボLT-FS」を追加。これがHP Indigoデジタル印刷向けに必要な機能を装備し、ヴァンヌーボならではのラフ感と、オフセット印刷に近いグロス感を実現する。
超高品質な写真集やフォトアプリケーションはもちろん、高付加価値な商業印刷アプリケーションに適している。
また、従来「ヴァンヌーボ」を、HP Indigoデジタル印刷機でプリントする際に必要だった「用紙にコーティング」の前工程を削減できる。
「ヴァンヌーボLT-FS」は、シンガポールのHP Indigo Advanced Testing Laboratoryでテストを実施。マルチショットモードでテストされ、HP Indigo 10000/12000/15kデジタル印刷機、およびHP Indigo 7000/7000r/7500/7600/7800/7900/7eco/7rデジタル印刷用用紙として認定されている。
竹尾 企画部 取締役執行役員 平戸順一氏
弊社にとってヴァンヌーボシリーズは主力ブランドの一つです。1994年に販売を開始し、ラフな風合いと、高い印刷適性という相反する性質を両立させた紙として、日本市場において「ラフ・グロス」という全く新しい用紙ジャンルを築きました。「次世代」の新製品とはと考えた際、やはりデジタル印刷は外せない分野と考えました。プロダクション機のなかでも、ある程度の稼働台数もあり、かつオフセット印刷品質同等もしくはそれ以上の実力を持つ、HP Indigo デジタル印刷機をターゲットに選択いたしました。
新製品「ヴァンヌーボLT-FS」は、オフセットとデジタルにおいてシームレスに使用することが可能です。「ヴァンヌーボ」の名前の由来はフランス語でVent(=風)、Nouveau(=新しい)からきており、デジタル印刷においても「新しい風」を起こせたらと考えております。
デジタル印刷には、デザイナーが本来やりたかったことを実現できる可能性があります。
HP Indigo デジタル印刷機は、高精細・高色域印刷へのハードルが低くチャレンジしやすい環境にあり、また豊富なアプリケーションは、デザイナーのクリエイティビティを触発すると考えます。「ヴァンヌーボLT-FS」通じ、日本およびアジアのデザイナーにはデジタル印刷をもっと楽しんでいただきたいと考えます。
ヴァンヌーボLT-FS
https://www.takeo.co.jp/finder/search/details.php?d_id=774
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