【2025年6月23日】TOPPANは、紙製飲料容器「カートカン」に充填した天然水を、自社ブランドとして企業・団体向けに販売を開始した。会議や来客対応、ノベルティなどで利用することで、プラスチック削減と資源循環への貢献を後押しする。
「カートカン」は、TOPPANが開発した透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」を採用した紙製容器で、アルミ不使用ながら長期保存と風味の維持が可能。
容器には国産材を30%以上使用し、間伐材マークも取得。健全な森林育成に貢献する素材構成となっており、脱炭素社会の実現に資する製品として注目を集めている。
TOPPANは2023年にサステナブルブランド「SMARTS」を立ち上げ、パッケージを起点に環境負荷低減や社会課題解決を推進してきた。
「カートカン」天然水は、その一環として展開される製品である。近年、企業の環境対応への関心が高まるなか、紙製容器への切り替えはプラスチックごみ削減に直結し、社員や来訪者への環境意識の浸透にもつながる。
「カートカン」は、紙を主材料とすることでPETボトルと比べプラスチック使用量を約30%に抑え、再資源化を促す「紙パックマーク」の付与もできる。
今回発売された「カートカン」天然水は、195g入り、価格は1本90円(配送料別)、パッケージデザインは6種類で、採水地は長野県茅野市ちの。
TOPPANは今後、グループ内での活用に加え、環境配慮に積極的な企業・団体への提供を進め、2026年度までに1,200万本以上の出荷を目指す。
「カートカン」「GL BARRIER」
https://www.toppan.com/ja/living-industry/packaging/sustainability/
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