【2025年5月23日】電通は、AIを活用したコンセプト開発ソリューション「AIQQQ Studio(アイキュースタジオ)」の進化版を同日より本格提供開始した。
進化版では、独自開発のAIブレストシステム「AIQQQ FLASH(アイキューフラッシュ)」、およびAIペルソナシステム「AIQQQ TALK(アイキュートーク)」を搭載。これらを組み合わせたワークショッププログラム「AIQQQ SESSION(アイキューセッション)」の提供も可能となった。
企業における新規事業やサービス開発は、従来の組織文化やブランドイメージに縛られがちな発想の限界、加えて人的リソースの制約により課題が多い。今回刷新された「AIQQQ Studio」は、生成AIの特性である多様性と高速性を活かし、アイデア創出の質・量・スピードを大幅に向上させることを狙いとしている。
「AIQQQ FLASH」は、電通のクリエイティブナレッジと膨大な学習データを基に構築されたAIが、既成概念にとらわれないアイデアを高速生成するシステム。「AIQQQ TALK」は、同社独自の生活者データを活用して顧客像を再現し、仮想インタビューを通じた顧客視点の検証を可能にする。
さらに、両システムを組み合わせた「AIQQQ SESSION」は、約1カ月間で数百のアイデアを生成・検証し、短期間で実現可能性の高いコンセプトに仕上げるワークショッププログラム。提供メニューは以下の通り。
AIQQQ SESSION for Innovation:新規事業や新商品向けのコンセプト開発
AIQQQ SESSION for R&D:技術シーズをもとにしたユースケース開発
AIQQQ SESSION for IMC:統合型マーケティングコミュニケーションの設計支援
同ソリューションは、企業の発想力を支援し、従来のクリエイティブディレクションと組み合わせることで新たな価値創出を可能にする。電通は今後も、生成AIを活用したソリューション拡充を通じ、顧客の持続的なビジネス成長と社会価値の創出に貢献するとしている。
公式サイト
https://www.aiqqq.studio/
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