【2023年5月18日】ペーパルは6月、新技術で継ぎ目ゼロと滑らかな表面を実現した紙パッケージ「kome-kami BOX」を発売する。
同製品は、食べられなくなった米を活用した紙素材「kome-kami」ブランドの新製品。
原材料は、企業や自治体が廃棄する災害用備蓄の米や加工流通段階で排出される米をパルプに配合しており、素材の売上の1%をフードバンクに寄付することで、フードロス問題の解決を目標としている。
また、江戸時代まであった紙に米を活用する文化を受け継いだ素材という。江戸時代には多種多様な米入りの紙が生まれ、再生紙に米を入れることで白くすることや、筆のにじみ防止などに使われた。
「 kome-kami BOX」は、継ぎ目がなく、滑らかな指通りの表面をした紙箱。
A5サイズで、装飾もできることから、アイデア次第でさまざまな用途で使用可能。
製法は、米を細かく粉砕したものとパルプを一体化した素材を、特殊な方法で金属型に均一に伸張。圧力をかけながら一気に乾燥させることで継ぎ目の一切ない形状が作られる。
同社では、量産して在庫した上で、6月から卸販売を開始する。
kome-kami BOX 紹介サイト
https://foodlosspaper.com/kome-kami-box
第1弾の文具「HAKOS(ハコス)」
https://koeisiko.base.shop/items/74430211
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.