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「第10回 広告業界の若手が選ぶ、コミュニケーション大賞」 大賞はサントリー「ほろよい飲んで、なにしよう?」

【2023年4月5日】日本広告業協会はこのほど、「第10回 広告業界の若手が選ぶ、コミュニケーション大賞( JAAA若手大賞 )」の大賞・優秀賞・特別賞・ファイナリストのコミュニケーションを選出した。


大賞に選出されたサントリー「ほろよい飲んで、なにしよう?」

同賞は同協会イノベーション委員会が選出するもの。会員各社の若手社員22名からなる実行ワーキンググループを組織し、その運営のもと、募集・審査を実施した。
選考の基準は、
①業界の若手による推薦・応募・選考・運営
②対象となるのは、「人が動く仕掛け」が含まれていて、「課題があり、これを解決する」という構図と、その「結果」が明確な「コミュニケーション」で、従来の広告でないコミュニケーションも対象
③推薦者(応募者)がかかわっていない施策でも応募が可能、という点を特徴とする。応募から審査まで若手に制限することで、新しい感性や発想を、広告業界に新風として取り込んでいくことを意図している。

第10回の応募総数124件の中から大賞1件、優秀賞5件、特別賞1件、ファイナリスト5件(ファイナリストは最終審査に残った施策を指す)を選出した。

大賞の「ほろよい飲んで、なにしよう?」は、「“ほろよい”がある楽しさ」をテーマとして、テレビCMやOOHを中心に展開された。テレビCMは放送から間もなく、若年層の間で「一瞬で世界観に引き込まれる」と話題となった。CMやグラフィックといういわば広告の原点ともいえるクリエイティブで主に若い世代の心を動かしたという点が、審査会にて評価された。

なお、大賞、優秀賞、特別賞および最終選考に残ったファイナリストは、会報 JAAA REPORTS4月号の特集「第10回 広告業界の若手が選ぶ、コミュニケーション大賞(JAAA若手大賞)」および動協会ホームページで紹介する。

 

審査結果

(敬称略・順不同)
大賞
ほろよい飲んで、なにしよう?
コミュニケーションの主体: サントリーホールディングス株式会社
推薦者: 藤田千尋(ジェイアール東日本企画)、小林琢磨(東急エージェンシー)、
伊達習人(マッキャンエリクソン)

優秀賞
アース製薬 公式Instagram「G劇場」
コミュニケーションの主体: アース製薬株式会社
推薦者: 福島花梨(三晃社)

静岡市プラモデル化計画
コミュニケーションの主体: 静岡市
推薦者: 山口大輝(読売広告社)
近づいてくる母/・・・に隠された父の本音
コミュニケーションの主体: 株式会社ユニクロ
推薦者: 原銀大(三晃社)、岩下響・山口大輝(読売広告社)

おしゃべりひろゆきメーカー
コミュニケーションの主体: 株式会社CoeFont
推薦者: 明山想(ジェイアール東日本企画)、山口愛咲美・山口貫太(読売広告社)

きつねダンス
コミュニケーションの主体: 株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント
推薦者: 廣川実生(三晃社)、山口愛咲美(読売広告社)

特別賞
タクシー駐停車マナー改善ナッジ
コミュニケーションの主体: 京都市、株式会社NTTデータ経営研究所
推薦者: 熊谷領(三晃社)

ファイナリスト
明治R―1 受験生応援広告
コミュニケーションの主体: 株式会社明治
推薦者: 森佳栄・黒田紗永(ジェイアール東日本企画)

人生には、飲食店がいる。
コミュニケーションの主体: サントリーホールディングス株式会社
推薦者: 本多健人(ADKマーケティングソリューションズ)、難波江侑矢(読売広告社)
ドミノ・ピザ、役員が1日店舗運営
コミュニケーションの主体: 株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
推薦者: 山口貫太(読売広告社)

愛の1万字広告
コミュニケーションの主体: サントリーホールディングス株式会社
推薦者: 大島さくら(三晃社)

いったん、しおりを挟みます。三省堂書店一時閉店コミュニケーション
コミュニケーションの主体: 株式会社三省堂書店
推薦者: 藤岡慧(ジェイアール東日本企画)

 

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