【2023年3月15日】国内電通グループのデジタル広告領域をけん引する5社(CCI/ D2C/電通/電通デジタル/セプテーニ・ホールディングス)は、「2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を発表した。
これは電通が2023年2月24日に発表した「2022年 日本の広告費」の調査結果をもとに、インターネット広告媒体費の内訳を、広告種別、取引手法別などの切り口で分析し、さらに2023年の予測を加えたもの。
インターネット広告は、マス4媒体の広告を超えており、当サイトが扱うチラシやDM、屋外広告などにも大きな影響がある。
2022年の日本の総広告費は通年で前年比104.4%の7兆1,021億円だった。
このうちインターネット広告費は、前年比114.3%の3兆912億円に達し、日本の総広告費全体の43.5%を占めた。
また、インターネット広告費からインターネット広告制作費および物販系ECプラットフォーム広告費を除いたインターネット広告媒体費は、検索連動型広告をはじめとする運用型広告や、ビデオ(動画)広告の成長により、前年比115.0%の2兆4,801億円となった。
「詳細分析」のポイントとしては、「検索連動型広告」が9,766億円で、前年比122.2%と大きく成長している。
「運用型広」は、2兆1,189億円で、推定開始以降はじめて2兆円を突破した。
取引手法別で見ると、運用型広告は前年比115.3%の二桁成長となり、インターネット広告媒体費に占める構成比は85.4%となった。
「予約型広告」は前年比117.7%、成果報酬型広告は前年比102.7%といずれも成長した。
「ビデオ(動画)広告」は前年比115.4%の二桁成長となり、うちインストリーム広告は3,456億円で、全体の58.4%となった。
2023年は前年比115.7%と引き続き高い成長率を維持し、6,852億円まで増加すると予測している。
「インターネット広告媒体費」は2023年も堅調に推移し、全体で前年比112.5%の2兆7,908億円まで増加すると予測。
調査主体:CARTA COMMUNICATIONS(CCI) /D2C /電通 /電通デジタル/セプテーニ・ホールディングス
調査時期:2022年12月~2023年2月
CARTA COMMUNICATIONS
https://www.cci.co.jp/
電通デジタル
https://www.dentsudigital.co.jp/
セプテーニ・ホールディングス
https://www.septeni-holdings.co.jp/
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