【2022年9月3日】経済予測専門のクラウドサービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」を提供するxenodata lab.はこのほど、印刷業界の国内市場規模について、5年間の推移をAIにより自動で予測し、その結果を公表した。
xenoBrainは、世界中の経済データを独自のAIで解析し、様々な経済動向を予測する国大最大級の経済予測プラットフォーム。ディープラーニングや自然言語などのAI技術でさまざまな経済データを解析。企業業績や業界動向、素材価格、製品需給などを予測し、SaaSサービスとして提供することで100社超の企業の意思決定をサポートしている。
今回の予測によると、印刷業界の国内市場規模は、現在の2兆9,029億円から、今後5年間でマイナス9.4%で、2兆6,299億円に縮小する。
成長率の内訳別は、パッケージ印刷(5.47%)の市場成長が予測されるが、商業印刷(-8.25%)とその他の印刷(-11.42%)、出版印刷(-3.48%)の縮小のため、全体として9.4%のマイナス成長と予測。
時系列で見ると、5年後、3年後の縮小が比較的大きいと予測している。
今後5年間で印刷業界に影響する市場環境の変化を8つのカテゴリーに分類すると、プラス要因はライフスタイル、一方マイナス要因としては環境問題・対策の影響が大きいと予測。
プラス要因であるライフスタイルの具体的な要因は、女性社会進出促進や共働き世帯増加による弁当向けパッケージ印刷需要増加や健康志向拡大による栄養食品向けパッケージ印刷需要増加。
マイナス要因である環境問題・対策の具体的な要因は、ペーパーレス化進行や使い捨てプラスチック規制強化としている。
国内市場の主要プレイヤーとして、総合印刷会社である凸版印刷、大日本印刷、帳票類を主力とするトッパン・フォームズが上位にランクインした。
また、高い成長率を見込む企業としては、凸版印刷や大日本印刷、大阪シーリング印刷が挙げられている。
予測結果レポートの無料ダウンロード
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1.市場規模予測
2.業界プレイヤーのポジショニング
– 国内マーケットシェア
– 営業利益予測成長率分布
– 主要製品・サービスでの競合比較
– 主要製品以外の製品・サービスでの競合比較
3.今後生じる重要な市場環境の変化
– カテゴリー別総合評価
– サブカテゴリー別総合評価
– サブカテゴリー別総合評価 主要シナリオ分析
4.本業界に関連する今後成長/衰退する製品・サービス(上位8個)
– 業界関連製品・サービスの成長性分布
– 本業界に関連する今後成長/衰退する製品・サービスについてのシナリオ分析
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