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凸版印刷 透明バリアフィルム「GL BARRIER」 レトルト対応グレードの基材に再生PET素材を採用


【2020年12月3日】凸版印刷はこのほど、透明バリアフィルム「GL BARRIER」のレトルト対応グレードの基材に、再生材のメカニカルリサイクルPETを使用した新製品「GL-AR-N」を開発した。
同社はこの製品を、長時間レトルト殺菌をする必要のある大容量の業務用食品やペットフード向けなどに、2020年よりサンプル出荷を開始、2021年からの量産を目指す。

「GL BARRIER」は、凸版印刷が独自に開発した透明バリアフィルム。透明バリアフィルム市場のトップブランドとして、約45の国と地域、約15,000点の商品に採用されている。

凸版印刷では、メカニカルリサイクルPETフィルムを使用した透明バリアフィルム「GL-AR-NF」を2016年より販売を開始。再生材を使用したバリアフィルムの提供を行ってきた。
今回「GL-AR-NF」よりもさらに長時間のレトルト殺菌に対応可能な「GL-AR-N」を開発することで、レトルト食品での使用用途をより拡大する。

「GL-AR-N」は、130℃110分のレトルト殺菌に対応可能で、高温加熱後も高いバリア性能を保持。リサイクル樹脂の使用比率で世界最高レベルとなる80%を実現したメカニカルリサイクルPETを使用することで、バリア性と環境適正の両立を実現している。
長時間の殺菌と高いバリア性が必要な大容量の業務用食品やペットフードなどの内容物でも、メカニカルリサイクルPETフィルムの使用を可能とした。

開発の背景には、リサイクル資源の活用が重要視されている現状がある。一方で、電子レンジで袋のまま温めることが可能なレトルト食品用パッケージが求められており、透明バリアフィルムはますます市場から注目されている。

同製品では、電子レンジでの温めに対応するとともに、CO2排出量を従来の「GL BARRIER」と比較して、製造段階で17%削減できる。

今後、凸版印刷は同製品を食品業界に向けて拡販、メカニカルリサイクルPETフィルムを用いたパッケージ全体で2020年度に約30億円の売上を目指す。

 


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