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コニカミノルタ デジタル印刷システムのカラー最上位2機種を発売 「AccurioPress C14000シリーズ」

【2020年6月9日】コニカミノルタは6月17日(水)、「AccurioPress C14000シリーズ」2機種を発売する。
「AccurioPress C14000シリーズ」は、コニカミノルタ初のヘビープロダクションプリント(HPP)機で、デジタル印刷システムのカラー最上位機種。同機の投入によりハイボリューム領域へ進出し、プロダクションプリント市場へ提供する価値を拡大するという。

発売されるのは、「AccurioPress(アキュリオ プレス) C14000」と同シリーズの「AccurioPress C12000」。

「AccurioPress C14000シリーズ」は、出力解像度2400dpiで毎分A4サイズ140ページ、A3サイズ80ページの高速出力が特長。
出力調整や紙面検査の自動化技術、最適な印刷設定を推奨するメディアセンサーにより、ハイボリューム領域でも、オペレーションの効率化を実現する。
これにより、印刷現場におけるタイムロスの減少や、熟練を必要としない人材採用でに貢献する。

新製品では、オペレーション効率化のために3つの最新テクノロジーを自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプティマイザー(IQ -501)」に融合させ、印刷オペレーションを簡便化した。

新開発の「インラインメディアセンサーシステム」は、オペレーターが印刷に使用する用紙を設定したい場合に、紙を一枚通すことにより自動的に用紙の重さと種類を判定するシステム。
標準搭載された約300種類の用紙プロファイルから候補を提案し、最適な設定を選択する機能も備えている。

紙面検査システムは、汚れやスジ、バリアブルデータ印刷での不整合といった不適合品を、インラインで自動検出して排出。さらに不適合品が発生した場合のリカバリー印刷まで実行できる。

このほか、業界初の「インライントリマーシステム(TU-510)」は、4方断裁、名刺やカードの複数カッティング処理、折り目などのインライン処理を実現する。
これにより、名刺、カード、チケット、両面パンフレット、フルブリードポスターなどの後加工がインラインで可能となった。

長尺紙への自動両面印刷が従来機種よりも18%長い900mmまで可能となり、観音開きになっているA4サイズのパンフレットの印刷と折りもシングルパスで行える。

なお、コニカミノルタでは、発売に先駆け今日6月9日から7月8日まで新製品発表特設サイトを公開する。同社では、今回リアルイベントに代えて、オンラインで新製品発表会を遠隔地のユーザーにも見せたいという思いがあるという。

特設サイト
https://www.konicaminolta.jp/pr/accuriopress-SP/New Window

 

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