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「デジタルサイネージ・映像演出セミナー」で2氏が講演 光のイベント海外事例や最新のサイネージを紹介 マスコミ文化協会

【2019年5月20日】「デジタルサイネージ・映像演出セミナー」が6月17日、東京都新宿のパセラ新宿ガムランボールで開催された。
主催は雑誌「月間サイン&ディスプレイ」を発刊するマスコミ文化協会。

今回は専門セミナーとして「デジタルサイネージ」と「映像演出」に特化した内容で、プロジェクションマッピングや屋外電子広告媒体分野の最先端で活躍する2氏が講演した。

 

ヘキサゴンジャパン 吉田ひさよ氏

ヘキサゴンジャパンの吉田ひさよビジネス開発マネージャーは「プロジェクションマッピング&ライトフェスティバル―海外の最新時T例と日本での大型映像演出の可能性―」の演題で講演。
プロジェクションマッピングのトップ企業であるヘキサゴンが手掛けた事例はもちろん、海外での大規模プロジェクションマッピングやライティングフェスティバルの事例を紹介し、日本の現状との比較・提言を行った。

これによると、海外では都市の地区全体を使用し、観客が200万~400万人にも上る大規模イベントが開催されている。これらの中にはギネスに登録されるなど、大規模になものもある。現在は、発祥の欧州から北米や豪州へこの流れが波及し、アジアでも始まりつつある。

このような大規模イベントが欧米で多いのは「光の演出に関する歴史の長さ」や、「夜の街を楽しむ文化」「街の演出による観光客誘致」と「協賛の獲得しやすさ」「規制の少なさ」に加え「基材レンタル費用の安さ」もある。

一方で日本はこの逆で、大規模イベントはいまだに少ない。
しかし、インバウンド市場の盛り上がりや2020オリ・パラの開催の影響で、東京都を中心に規制緩和の動きが続いている。
これには日本に来た外国人観光客から「日本の夜の街はつまらない」という声があったからだという。

ヘキサゴンジャパンでは、海外イベントの運営で得たノウハウを活用し、今後日本でのプロジェクションマッピングイベント開催を支援していく。

 

セイビ堂 阿部慎也社長

続いて、セイビ堂の阿部慎也社長が「新感覚デジタルサイネージで業界を活性化する」のテーマで講演し、以下のように話した。

デジタルサイネージ市場は2020年に3361億円となるという試算もある。

デジタルサイネージの移りかわりでは、以下のようなことが挙げられる。
SDカードからインターネットへ
一方方向から双方向へ
有線から無線や携帯電話回線経由へ

また、この分野は他の屋外広告や展示・ディスプレイなどが横ばいか減少しているのに比べ、増加傾向にある。

現在のデジタルサイネージは、「クラウドサイネージ」と呼ばれるものに代わっており、天気によって、またセンサーによる感知で表示を変更するといったコンテンツが増えている。

セイビ堂では、アプリケーション「envi」を開発した。
このアプリケーションはブラウザ上で操作可能。広告を表示する現場の状況を感知し表示する「ダイナミックOOH」システムを採用しており、事例に合わせてのカスタムもできる。
ARとの融合や5Gの登場で、デジタルサイネージは、従来の電子看板から現場最強のマーケティングツールに変化していく。

 

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