【2018年5月15日】ミマキエンジニアリングは7月から、デジタル捺染用インクジェットプリンタ(IJP)「Tiger-1800B MkⅡ」を発売する。
「Tiger-1800B MkⅡ」は、2016年9月に発売したテキスタイル向けベルト搬送方式IJP「Tiger-1800B」の後継モデルで、高画質を実現する機能とプリントモードを追加している。
「Tiger-1800B MkⅡダイレクト捺染モデル」
新製品は2モデルを用意。
「ダイレクト捺染モデル」は、合計16基のヘッドを8基2列に、「昇華転写モデル」は、合計8基のヘッドを4基2列のスタガ配列にしている。
「Tiger-1800B MkⅡ 昇華転写モデル」
最高出力速度は、どちらのタイプも385㎡/hを実現し、サンプル作成から小ロット生産などの用途に対応する。出力品質は1,200dpiのプリントモードを追加し、高画質化。
高画質と高速を実現するためにMAPS(Mimaki Advanced Pass System)を新たに搭載した。MAPSはパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションの様にすることでバンディングや色ムラの発生を軽減する。
さらに、ノズルを洗浄で改善しないノズルトラブルに対して、別のノズルで代替しプリントを再開できるNRS(Nozzle Recovery System)を搭載する。
価格は「ダイレクト捺染モデル」が5,058万円、「昇華転写モデル」が6,252万円(いずれも税別)。
なお、製品は5月15日から、ドイツ・ベルリンで開催される「FESPA Global Print Expo 2018」で展示される。
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