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「2017・JPM贈賞式」を開催 経済産業大臣賞の東宝などを表彰 SNSでの拡散狙う受賞作目立つ


【2017年11月29日】日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)は11月28日、大手町サンケイプラザで「第47回 日本プロモーショナル・マーケティング協会展贈賞式(2017・JPM贈賞式)」を開催した。

「2017・JPM贈賞式」では、プロモーショナル・マーケティングに関する年間の最高賞となる「経済産業大臣賞」をはじめ、「JPMクリエイティブ・ソリューション・アォード」や「JPMプランニング・ソリューション・アォード」「買い場展開ツールデザインコンペティション」などの受賞者を表彰した。

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受賞者挨拶 東宝 池田隆之取締役

受賞者の挨拶では、「経済産業大臣賞」を受賞した賞「『メアリと魔女の花』劇場用スタンディ」のクライアントである東宝映像本部宣伝担当の池田隆之取締役が、以下のようにあいさつした。

映画館の中でスタンディは、重要な宣伝物となっている。お客さまは、その映画の中に自分がいるような世界観で撮影ができる。
さらに、スマートフォンがこれだけ普及した中で、楽しくSNSに投稿し拡散してもらえる「インスタ映えする」ことでも大きな力を発揮できた。
(90度傾けるという展示の仕方に)社内でも賛否があったが、結果的にお子様から大人の方まで大いに撮影し、拡散してくれた。
今後も拡散いただけるような宣材物の制作をしていきたい。

 

江花昭彦理事長挨拶

9月に行われたJPM展には、約5600人(前年比115%)の来場があり盛況だった。
今回のJPM展で行った3つの見直しが功を奏したようだ。
まずは応募要項を見直し、募集部門を19から23部門に拡大。作品の最低ロット数も引き下げたことで、635点と前年比121%の応募があった。
2つ目はJPM展での展示の方法を、2段方式から1段に変更し、フラットで見やすくした。
3つ目は「JPMプランニング・ソリューション・アォード」の展示もパネルのみから現物を置く方法に変更したことだ。
この3つの施策が機能し前年比115%の来場を得たと思う。

経済産業大臣賞の「『メアリと魔女の花』劇場用スタンディ」は、作品の世界観を体験でき、SNSで共有できるもので、購買行動が変化していることを感じさせる作品だ。

プロモーションは直接購買行動に決着をつけるものだが、今回の受賞作品が買い場や店頭に、新たな価値を持たせることの一助になることを願う。

 

浅羽信行審査委員長 審査講評

購買行動が変化する中で、購買の最後の部分を担うPOPが大事になっている。
一つの商品買うという行為も、その導線は10人いれば10人異なるようになった。また、どの時点で、購買のきっかけとなる情報を得るかもタイミングが違っている。

ただ、最後にお店に来て手に取るという部分は変わらずに大事なので、購買の変化に対応した次のプロモーションの体形を考えていかなければならない。

この中で経済産業大臣賞は「写真=インスタ映え」という図式を表したものと感じる。写真が一人一人のポケットに入るのではなく拡散するものであることを表していると思う。
ビジュアルを90度横にしたことで、写真の撮り方を変えた部分には驚きを覚えた。

応募作品全体でもアナログだけ、デジタルだけでなく、両方が融合し心を購買に導く受賞作品が多かった。
今後もJPMの賞は、開発から物を売るための導線をつくる作品を選定し、賞の価値を高めていきたいと思う。

 

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