【2017年2月22日】「9回 国際PB・OEM開発展」と「HCJ2017」が2月21日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
これらの展示会は外食産業やホテル、厨房機器に関する展示会からなる見本市イベント。今回は「国際PB・OEM開発展72社(97小間)、HCJ2017」には828社(2096小間)が出展している。
「HCJ2017」の同時開催は「第45回 国際ホテル・レストラン・ショー」「第38回 フード・ケータリングショー」「第17回 厨房設備機器展」。
毎回、包装や紙器加工をはじめ、販売促進にかかわる製品も出品されていることから、プリント&プロモーションでは、これらに焦点を当て速報レポート1に続きお伝えする。
日本ソフトウエアサービス(5-G25)の自社開発のソフト「筆の先生」は、筆文字をプリンタで出力し、モニターに表示できるもの。
ホテルや葬儀社などで、社名や人名のプリントで使用されており、フォーマルな印象の文字が特長だ。
今回は、特にホテルや飲食店向けに同社のサービスを紹介する。
京セラドキュメントソリューションズジャパンと共栄メディア(6-E01)は、サイネージや販促用に活用できる映像メディアを中心に展示した。
「Disit Media Pleyer(ディジットメディアプレイヤー)」大型の表示装置のUSB端子に差し込むだけで映像配信できる装置。本体料金20,000円、月々3000円の料金で利用できることから、導入コストをかけずに店舗やサービスのPRができる。
このほか、パソコン上で360度VR映像を表示可能な「RAISEZ VR(ライセスVR)なども展示した。
五十嵐製麺(4-A04)は、オリジナル袋のインスタントラーメンを多数展示した。
軟包装のパッケージを使用した場合は7500袋を2種類から、紙パッケージは1000個から作成できる。
現在、500種類ほどのオリジナルインスタントラーメンのラインアップがあり、「トミカ」や「プラレール」「フジテレビ」など、有名どころで採用された商品も多数展示されている。
コスメティックスローランド(4-Q04)は、化粧品やヘアケア製品をOEMで受注する企業。コスメやサロンブランドなど300社以上のメーカーと取引がある。
最低1000個程度から受注するが、商業ベースでは5000個以上、一般的には万単位での受注となる。
幸栄堂(4-A05)は、オリジナル菓子の制作についてPRした。
観光土産物で実績のある同社は、パッケージも含めた提案が可能。可食インキを使ったクッキーも作れることから、プレミアム品などでの採用も狙う。
最少ロットは3000箱から。
【関連記事】
【速報レポート1】「国際PB・OEM開発展」&「HCJ2017」 プリントと販促関連多数 「丸信」「日本テクノロジーソリューション」「東京紙芸社」
「9回 国際PB・OEM開発展」
http://www.jma.or.jp/pb/
「HCJ2017」
http://www.jma.or.jp/hcj/jp/index.html
Copyright © 2025 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.