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【レポート】「第94回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022」 デジタルプリントやレーザー加工製品など多数


【2022年9月12日】日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第94回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2022」が9月7日~9日まで、江東区有明の東京ビッグサイトで開催された。

今回のテーマは「オムニチャネルで、日本経済の再生を」。出展社数は1986社(同時開催展および海外12の国と地域から305社含む)だった。
同時開催展は「第12回LIFE×DESIGN」、「第32回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2022」、そして新たに「LIVING&DESIGN2022」が加わった。
運営はビジネスガイド社。

同展は多くの印刷関連グッズやサービスなどが出展しており、プリント&プロモーションでは、これらのブースを中心に開催中の様子を振り返る。

 

展示会レポート

イメージ・マジックは今回、法人向けのPRを行った。
同社は1個からオリジナルグッズを作成できる「オリジナルプリント.jp」を運営しているが、「大量受注も可能であること」を知らせるのが今回のテーマ。
ビジネス需要向けの「総合カタログ」を初めて作成しこれを配布した。
ブース内は「受注システム」「プリント加工」「プリンター機器」の3つのゾーンに分割。

「受注システム」では同社の得意とするネット受注から工程管理のシステムを紹介。「プリント加工」では、最新のDTF(Digital to film)で作られたシートをアイロンプリントできる場を提供した。

さらに「プリンター機器」ではDTFの最新機「Trans Jet DTTS-302」のデモンストレーションを行った。同機は小型でありながらも工場利用に対応した高速モデルで、同シリーズのすべての製品と同じく、インクパックを真空化し、DTF機の課題であったヘッドの詰まりを抑制する。

担当者は「アパレル関連など、量の多い商品を扱う会社からコンタクトがあった。今までにない手ごたえを感じている」と出展の感触を伝える。
同社の次回出展は「OGBS2022」(9月28日(水) 10:00〜18:00
2022年9月29日(木)、東京・池袋サンシャインシティ 展示ホールD)を予定。

旺文印刷/ヌーボードは、自社のオリジナル商品をPRした。
「ヌーボード」はノートサイズのホワイトボードで、発売から約10年を迎える。ちょっとしたアイデアを、ノートのページを使うことなく表現できるなどで人気という。東急ハンズや伊東屋、Amazonなどで販売している。

「Voice‐it」は、QRに音声を紐付けし再生できるシステム。QRコードをプリントして販売しており、システムの運営も同社が行っている。アプリをダウンロードすることなく、ブラウザ上で60秒または5分の音声を再生可能。

紙袋販売netは、紙袋やカレンダーを1部から作成できるサービスを紹介した。
製品は、キャンペーンや販促用をはじめ、同人関連からの引き合いもあるそうで、コミケなどのイベント開催が復活しつつある現状で需要が増えているという。
運営するクリエイトは今年7月に「HP Indigo 10CPO」を導入し、最大で740✕510㎜までのプリントに対応する。

川島商事の「オリジナルテープ」は、50mx10巻から製造できる少量作成が魅力。
テープの素材も、紙やクラフト氏、PPなどから選択できる。
色鮮やかな出来栄えから、会場ではサンプル配布に多くの希望者が同ブースを来訪していた。
テープの価格は100巻で1巻1200~1500円。
同社にはスリッターがあり、テープ幅も幅広く対応できる。

今村紙工は、「紙ファイル」をメインに展示した。
「紙ファイル」は、従来のプラ素材のクリアファイルを紙素材に置き換えたもの。
クラフトとトレーシングペーパー、上質紙の3種類から選択でき、50枚という少量から製造できる。
保険会社のノベルティなどで活用されるほか、自治体では街のイメージをプリントし配布しているという。
このほか、エアパッキンの代替として使用する紙など、プラスチックからの転換を意識した展示が目立った。

ナルシマの「貼り直せるスタンドPOP」は、段ボール製パネルの表面に弱粘着再剥離加工を施したボード。
従来のボードは一度貼ってしまえば剥がすことができず、掲載が終われば捨てるしかなかった。同製品は張り剥がしできることで、繰り返し使用でき、資源を無駄にすることがない。また、貼付も簡単にできるため、ユーザーの手間も軽減する。
この商品はテレビ番組「がっちりマンデー」で取り上げられる予定という。

第一印刷はレーザー加工「き/ざ/む(KIZAMU)」を紹介した。
同サービスは抜型などでは不可能な繊細な装飾が可能。装飾として空港などに採用されたほか、最近では御朱印帳などでの採用もあるという。

インパムは、少量のラベルやパッケージ作成サービスを提案した。
同社は「HP Indigo 6900」を導入しており、1枚からの少量のラベル製造も可能。
また、箱や缶、瓶などへラベル貼って納品するアセンブリにも対応しており、顧客の負担を肩代わりできるという。

鵬盛商事は、レーザー加工による武将像で出展した。
同社は、仏壇の本尊を製作する企業。コロナ禍で仏像の需要が落ち込んだことから、海外への仏像輸出を行いこれが成功した。さらに海外の顧客から「忍者や侍の像はないのか」との問い合わせがあったことから、今回の武将像を開発した。
主に中東や西アジアで商品がヒットしているが、国内向けにも拡販を行う。
価格は小サイズの10cmで25,000円、大サイズで20万円程度。

モックの「プリントえびせんべい」は80袋から注文でき、下代は270~300円。担当者は「販売される会社では上代500~650円の価格で販売しており、付加価値を認められた商品」と話す。

ブラザートーヨーコーポレーションは、並びで出展。トーヨーコーポレーションでブラザーの「GTX PRO」を展示し、Tシャツプリントなどを実演した。
ブラザーは刺繍機をメイン展示。

 


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